EC-CUBE4 管理機能
会員管理>会員一覧
会員一覧の概要
EC-CUBEでは会員制の通販サイトを運用する事できるようになっています。
運営サイトに会員登録をすると、会員専用のマイページで購入履歴を確認したり、注文した商品の出荷対応状況などのステータスを確認や、気になる商品を登録したりする事が出来るようになります。
会員の登録は、仮登録によるサイト管理者の承認制にしたり、登録直後から本会員での利用が出来るようにしたり、運用設定を切り替えることも可能です。
EC-CUBE4系では会員向けのポイント機能が標準実装となりましたので、そのまま会員ポイント制のサイト運用も可能になります。
会員一覧メニューでは、登録された会員情報の検索や登録情報の編集をすることができます。
会員検索(会員データの検索)
サイト利用者が会員登録をすると、EC-CUBE4の会員管理の会員一覧に会員データが保存されて行きます。
ユーザーからの問い合わせや、注文状況の確認など、受注管理の受注マスターと共に併用して登録情報の検索や編集管理を行います。
4.1.2から会員一覧にソート機能が追加されました。
一覧項目名の右横に矢印が表示されています。初期表示は色が薄いグレーです。
この矢印が表示されている項目のソート順を変更することができます。
矢印をクリックすると色が黒に変わり、クリックした項目をキーにして一覧がソートされます。
キャプチャは会員IDを降順でソートした例となります。クリックするたびに矢印の向きが変わり、ソート順が変更されます。
CSV出力項目を設定する事が出来ますので、外部システムなどのCSVインポートデータフォーマットに合わせたCSV項目に設定しておくと良いでしょう。
尚、CSV出力項目設定をクリックすると、「設定>店舗設定>CSV出力項目設定」に遷移します。こちらであらかじめ項目を設定しておきましょう。
詳しくは本マニュアルサイトの「設定>店舗設定>CSV出力項目設定」を参照してください。
【会員データ取扱いの注意】
ECサイトの管理運用では、新製品入荷のお知らせや店舗からの案内などに会員データを利用できるかもしれませんが、会員情報は個人情報のデータですので、データの取り扱いには十分注意しましょう。
CSVデータとして出力する事も出来ますが、管理スタッフが社外へ持ち出せないようにするなど、EC-CUBE外でのデータファイルの取り扱い運用にもセキュリティを含めた管理体制をルール化しましょう。
仮会員制の場合のサイト管理者による本登録作業
会員一覧を良く使う利用シーンとしては、仮会員制としている場合のサイト管理者による本登録作業です。
会員データの中から処理するデータを検索しますが、検索BOXの右にある「+」ボタンをクリックすると、データの検索条件を指定する項目が展開します。
会員種別条件で仮会員を検索抽出します。
仮会員の登録があった場合、仮会員データ一覧が表示されますので、登録情報をクリックして編集画面を開きます。
会員編集画面を開き、
「本会員」に変更して「会員情報を登録」クリックで登録更新して、仮会員の登録を本会員の登録に変更登録します。
仮会員メールの再送信
ユーザーが仮会員登録後にメールが届き、案内に沿って本会員登録が完了します。 ですが登録後にユーザーが何らかの原因で仮会員メールを受信できなかった場合、管理画面から仮会員メールを再送信することができます。
会員一覧の右の方に表示されている紙飛行機のマークをクリックすると、仮会員メールを再送信できます。
ワンポイント
本説明は仮会員制の運用を前提に、サイト管理者による仮会員から本会員への登録変更の説明です。 EC-CUBEは会員登録と同時に本会員登録とする運用も可能です。会員登録の設定については詳しくは本マニュアルサイトの、
「設定>店舗設定>基本設定」
の「会員設定」項目を参照ください。
ワンポイント
EC-CUBEの管理画面を操作するスタッフ権限の設定で、会員一覧にはアクセス出来ないような運営をすることもできます。管理権限について詳しくは本マニュアルサイトの、
「設定>システム設定>権限管理」
「設定>システム設定>メンバー管理」
を参照ください。