ネットショップコンサルタントおすすめ21選!費用相場と失敗しない選び方を徹底解説
ネットショップの売上が伸び悩んでいる、あるいはこれから本格的にEC事業を立ち上げたいと考えたとき、専門的な知見を持つ「ネットショップコンサルタント」の存在は非常に心強いものです。
しかし、「どの会社に依頼すればいいのか」「費用はどれくらいかかるのか」と悩む担当者の方も多いでしょう。
この記事では、忙しい担当者の方に向けて、まず結論となる「おすすめ会社と費用相場」を一覧で提示します。その上で、失敗しない業者の選び方や、一般的なコンサルティングが陥りがちな「アドバイスだけで実行されない罠」を回避するための具体的な解決策まで徹底解説します。
目次
- 【結論】ネットショップコンサルタントのおすすめ会社・費用相場比較表
- ネットショップコンサルティングの費用相場と依頼できる業務内容
- ネットショップコンサルティングのおすすめ会社一覧
- 失敗しない!ネットショップコンサルティング会社の選び方・比較ポイント
- ネットショップコンサルティングとは?解決できる課題とサービス内容
- ネットショップコンサルタントに依頼するメリット・デメリット
- 失敗を防ぐ!ネットショップコンサルタントに依頼する前の事前準備
- ネットショップコンサルタントに依頼する際の流れ(契約までのステップ)
- 【注意】一般的なネットショップコンサルの限界(行き詰まり)とは?
- 【解決策】分析からシステム連携・内製化までワンストップで伴走する「ECビジネスグロース支援サービス」
- まとめ:自社に最適なネットショップコンサルタントを見つけよう
【結論】ネットショップコンサルタントのおすすめ会社・費用相場比較表
まずは、この記事で紹介するおすすめのネットショップコンサルティング会社と、一般的な費用相場の目安をひと目でわかるようにまとめました。
費用相場と依頼できる業務の目安
| 月額費用目安 | 依頼できる主な業務内容 | 適している企業 |
|---|---|---|
| 5万円〜15万円 | 定例ミーティング(月1回程度)、チャット相談、簡易的なアクセス解析・課題の洗い出し | 予算を抑えてプロの意見を聞きたい、自社で施策を実行できるリソースがある企業 |
| 15万円〜30万円 | 戦略立案、具体的な施策提案(SEO・広告・CRM)、詳細なデータ分析、定例ミーティング(月2回以上) | 売上の壁(月商数百万〜)を感じており、具体的な改善策のロードマップが欲しい企業 |
| 30万円〜50万円以上 | 運用代行(ページ制作・商品登録・広告運用)、システム改修のディレクション、プロジェクト全体の統括 | 社内リソースが不足しており、EC事業の運営・実行まで一気通貫で任せたい企業 |
※上記はあくまで目安であり、依頼する業務範囲やサイトの規模によって変動します。
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ネットショップコンサルティングの費用相場と依頼できる業務内容

ネットショップコンサルタントの費用は、主に「どこまで作業を依頼するか(アドバイスのみか、実務作業も含むか)」によって大きく3つの価格帯に分かれます。また、依頼前に知っておくべき「契約形態の違い」についても解説します。
契約形態の違い(固定報酬型と成果報酬型・複合型)
コンサルティングの契約形態には、主に以下の3パターンがあります。自社の予算とリスク許容度に合わせて選びましょう。
- 固定報酬型(月額固定):毎月決まった金額を支払う一般的な形態。予算の見通しが立てやすい反面、売上が上がらなくても費用が発生するリスクがあります。
- 成果報酬型(レベニューシェア):売上や利益のアップ分に対して数%(5〜15%程度)を支払う形態。初期費用が抑えられ、ノーリスクで始められるように見えますが、売上が跳ねた際に固定報酬よりも支払額が膨大になるケースがあるため、利益率の計算が必須です。
- 複合型(固定+成果):少額の固定費(基本料金)に加え、売上に応じたインセンティブを支払う形態。コンサルタント側のモチベーション維持と、クライアント側のリスク軽減を両立しやすいバランスの取れた契約です。
月額5万円〜15万円の費用でできること
この価格帯は、主に「アドバイザリー(相談役)」としての契約が中心です。月に1〜2回のオンラインミーティングや、チャット・メールでの随時相談を通じて、現状の課題に対するアドバイスや簡易的なデータ分析を受けられます。具体的なページの修正や広告の運用設定などの「実務」は自社で行う必要があるため、社内にEC担当者がおり、プロの視点を取り入れてPDCAを回したい企業に適しています。
月額15万円〜30万円の費用でできること
本格的な戦略立案や、詳細なデータ分析に基づく施策の提案が含まれる価格帯です。「どの商品を、どのターゲットに、どのチャネルで売るか」といった根本的なマーケティング戦略から、SEO対策、広告運用の最適化、リピート率向上のためのCRM施策まで、具体的なアクションプランを策定してもらえます。コンサルタントがプロジェクトの伴走者として深く関与するため、本格的に売上規模を拡大したいフェーズの企業におすすめです。
月額30万円〜50万円以上の費用でできること
戦略の立案だけでなく、バナー制作、LP(ランディングページ)の作成、商品登録、広告の運用代行など、実際の「手を動かす作業(運用代行)」まで含めたフルサポートの価格帯です。また、大規模なECサイトのリニューアルや、基幹システムとの連携など、高度なシステム要件が絡むプロジェクトのディレクション(PM業務)を依頼する場合もこの価格帯になります。社内リソースが大きく不足している場合や、事業の立ち上げ期に一気にスピードを上げたい場合に選択されます。
費用を抑えるポイント:補助金・助成金の活用
高額なコンサルティング費用や開発費用を少しでも抑えたい場合、「IT導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」などの活用を検討しましょう。
注意点として、純粋な「アドバイス(コンサルティング)のみの費用」は補助金の対象外となるケースがほとんどです。しかし、「新しいカートシステムの導入」「CRMツールの連携」「ECサイトのリニューアル」など、ITツールの導入・開発を伴うプロジェクトであれば、それらに付随するディレクション費用やツール費用が補助の対象となる可能性があります。
コンサルティング会社の中には、補助金の申請サポート(IT導入支援事業者の認定など)を行っている企業もあるため、費用面がネックな場合は初回相談時に「補助金を活用したプランの提案が可能か」を確認してみるのがおすすめです。
ネットショップコンサルティングのおすすめ会社一覧
ここでは、確かな実績を持つネットショップコンサルティング会社を「総合的な運用実績に強い会社」と「集客・マーケティングに強い会社」の2つのカテゴリに分けて紹介します。
総合的な運用実績・経験が豊富なネットショップコンサル会社
自社ECからモール(楽天市場・Amazonなど)まで、幅広いチャネルでの戦略立案や運用改善に強みを持つ総合系のコンサルティング会社です。
株式会社アライバルクオリティー
クリエイティブとマーケティングの2つのアクティビティーで課題解決を行うクリエイティブエージェンシーです。課題解決によりブランドサクセスをリードします。
FORCE-R株式会社
専門コンサルタントがデータに基づく鋭い分析を行い、お客様の課題にアプローチする改善施策を立案・実行する自社一貫のワンストップサービスが強みです。
株式会社Proteinum
経営コンサル、楽天、Amazonブランド出身者によって構成されており、ECに特化したコンサルティング・運営代行事業と、D2C事業を展開しています。
Finner株式会社
EC事業の立ち上げからグロースまで、事業フェーズに合わせた柔軟なサポートを展開。特にデータドリブンなマーケティング施策を得意とします。
株式会社ネイビーグループ
医薬品、サプリ、美容品や食品など幅広い商材におけるECサイト構築と運営支援に豊富な実績を持ちます。
株式会社OMOKAJI
自社ECサイトやモール(楽天、Yahoo!ショッピング、Amazonなど)のECコンサルティング、ECサイト制作、リスティング・モール広告運用代行、Instagram運用代行、メルマガ制作・LINE配信代行を行っています。「売上」ではなく「利益」にこだわる収益性重視の支援を行い、UI/UXの最適化やCRM施策などを通じて、利益の最大化を図ります。
株式会社ALL WEB CONSULTING
SEO対策やWeb広告運用などの集客施策から、サイト内回遊施策の実行まで、過去数百サイト以上のECサイトの売上向上支援を行ってきた豊富な知見を活かしたEC支援が特徴です。
株式会社ネットショップ総研
過去10年を超えるEC販売の「10年分の販売データベース」や累計1,000を超える販売蓄積データに基づき、いつ、どこで、何を行えば売上の最大化に至るかを提示する戦略立案と戦術実行を提供しています。
株式会社ウォークスコミュニケーションズ
ECサイト構築から、サイト更新や商品登録などのECサイト運用代行、プロモーション提案などのECコンサルティングまで対応しています。
コマースメディア株式会社
Shopifyなどのプラットフォームを活用した自社ECの構築・運用支援に強く、Amazon U.S、Shopeeなどの越境ECのサイトの立ち上げ(出店サポート)から対応可能です。
株式会社スタイリスト
ECサイトのコンサルティング・運営代行事業、美容関連の実店舗事業、D2C事業の3事業を行い、コンサルティング部門、広告代理店部門、受注発注CS部門、クリエイティブ部門、エンジニア部門をすべて自社内完結させ、一気通貫した運営代行を提供します。
株式会社ファイブスプリングス
楽天市場とYahoo!ショッピングに特化したコンサルティング・運営代行において、経験豊富なECのプロの在籍や、高度な分析力、自社運営店舗での生の情報の活用、Yahoo!の認定パートナーであることに強みを持ちます。また、広告運用代行や分析レポートの提供、商品撮影サービスなども行っています。
株式会社コマースフォース
AIチャットボット「チャットフォース」やAI UGCプラットフォーム「UGCフォース」などのAIコマースソフトウェア事業を展開しています。また、AI技術を駆使したデータ活用によるEC事業の戦略立案から実行までのコンサルティングをはじめ、広告、制作、撮影、キャスティング、SNS運用代行など、EC事業を成功に導くためのトータルソリューションを一気通貫で提供しています。
株式会社Venture Ocean
ベンチャー企業や中小企業のD2Cブランド・新規事業立ち上げ支援を行います。金銭的・人的リソースが不足している環境でマーケティングを成功させてきたコンサルタントが、D2Cブランドの卸展開やECモール立ち上げ・運用代行、SNS運用などのコンサルティングを行います。
株式会社エートゥジェイ
EC領域を中心にデジタルマーケティング支援を行っています。ECサイト構築・運営支援やWebサイト制作・運用支援をはじめ、ECサイトコンサルティング、Amazon戦略コンサルティング、モール運用コンサルティング、コンテンツマーケティング支援を提供し、お客様の課題を解決します。ECサイト、コーポレートサイト、製品・サービスサイト、オウンドメディア、コンテンツ(記事)などの制作実績を持っています。
集客支援・マーケティングに強いネットショップコンサル会社
広告運用、SEO、SNSマーケティングなど、サイトへの「アクセス数(トラフィック)の最大化」に特化した強みを持つコンサルティング会社です。
EC研究室株式会社
木製品ブランド「木まぐれ」や「CHINCHIKURIN」、特許技術のスマホガラスコーティングなどのネット販売事業をはじめ、ECサイト・楽天運営代行事業、デザインの魔法工房を提供します。
株式会社いつも
14,000件以上(延べ実績)の支援実績を持ち、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの広告運用代行やコンサルティング、SNS広告運用などを提供しています。
インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社
BtoCを中心に、BtoBやオンライン完結型のサイトなど様々な商品カテゴリを対象に、コンサルティング、広告運用、クリエイティブ、システム開発の4つの専門セクションが連携した総合支援を得意とします。
株式会社クレセント
10年以上に及ぶEC業界のノウハウや経験を駆使し、EC運用のコンサルティングサービスを中心に、EC事業戦略/企画策定、ECサイト調査/分析、ECサイト構築、ECサイト運営支援、プロモーション、SEO対策、スマホサイト最適化、セミナーなど、ECでの売上規模拡大のためのソリューションを提供します。
サヴァリ株式会社
楽天市場・Amazonなどネットショップ運営代行をはじめ、モール通販特化のECサポート・ECコンサルティングを行っています。また楽天内広告運用・分析など楽天SEO対策からWeb制作までネットショップをトータルサポートします。
株式会社マクロジ
ECコンサルティング、Webマーケティング、クリエイティブデザイン、自社ブランド事業を展開しています。Webマーケティングでは、広告運用やインフルエンサーマーケティングによる売上拡大提案を行い、SNS広告運用やインフルエンサー施策を通じて狙った層に届く販促戦略をご提案します。また、EC事業の課題解決や施策の実行代行、モバイルファーストなデザイン設計によるページ制作なども支援します。
失敗しない!ネットショップコンサルティング会社の選び方・比較ポイント

数あるコンサルティング会社の中から自社に最適なパートナーを見つけるためには、以下の比較ポイントをぜひ確認してください。
悪質なコンサルタントの特徴・よくある失敗事例
コンサルタント選びで「騙された」「お金の無駄だった」という失敗を防ぐため、以下のような特徴を持つ業者には注意が必要です。
- 「絶対に〇〇万円売れます」と100%の保証をする:
EC市場に絶対はありません。リスクや外的要因(競合の動きなど)を説明せず、甘い言葉だけを並べる業者は危険です。 - 専門用語(カタカナ語)ばかりで具体的な施策を語らない:
ROASやLTVなどの用語を多用するものの、「自社の商材なら具体的にどうするのか?」という質問に答えられないコンサルタントは、実務経験が乏しい可能性があります。 - 自社の成功事例(特定の1社)のやり方を強引に当てはめようとする:
アパレルで成功した手法が、食品やBtoBで通用するとは限りません。自社の商流やターゲットを深くヒアリングしようとしない業者は避けましょう。
個人(フリーランス)と法人(コンサル会社)どちらを選ぶべきか
コンサルタントには、フリーランスの個人と、組織で対応する法人が存在します。個人のメリットは、費用が比較的安価(月額数万円〜)であり、担当者が変わらない点です。しかし、対応できる業務範囲やリソースに限界があります。法人のメリットは、各分野(SEO、広告、制作など)の専門家がチームで対応するため、幅広い施策をスピーディーに実行できる点です。自社の予算と、どこまでリソースを依存するかによって選択しましょう。
自社の規模やジャンルに近い運用実績・経験があるか
「アパレル」と「食品」、「BtoC」と「BtoB」では、成功するECのノウハウが大きく異なります。検討しているコンサル会社が、自社と同じ業界・商材、あるいは同等の売上規模(立ち上げ期か、月商数千万規模か)での成功実績を持っているかを確認するようにしましょう。
プラットフォーム別(自社EC・楽天・Amazon)の得意領域を見極める
ECサイトの売上を伸ばすロジックは、出店しているプラットフォームによって大きく異なります。自社が注力したいチャネルに特化したノウハウを持つ会社を選びましょう。
- 楽天市場に強いコンサル:
楽天特有の検索アルゴリズム(楽天SEO)の攻略、RPP広告の運用、お買い物マラソンやスーパーSALEなどのイベントに合わせた緻密な販促・ポイント設計を得意とします。 - Amazonに強いコンサル:
商品名や商品紹介コンテンツ(A+)の最適化(Amazon SEO)、スポンサープロダクト広告の運用、カート獲得率の向上、FBA(フルフィルメント by Amazon)を活用した物流最適化などに強みを持ちます。 - 自社ECに強いコンサル:
Google検索からの自然流入(SEO)やSNSマーケティングによる独自集客、LTV(顧客生涯価値)を高めるためのCRM施策、さらには自社独自の商流に合わせたカートシステムの改修・リプレイス提案など、中長期的なブランド構築と利益率改善を得意とします。
特定のモールにしかノウハウがないコンサルタントに依頼すると、本当は利益率の高い自社ECを伸ばしたいのに「まずはモールに出店しましょう」と誘導されるリスクがあるため注意が必要です。
モール専属コンサルタント(楽天ECC等)と外部コンサルの違い
楽天市場などに出店すると、無料でモール側の担当者(ECC:ECコンサルタントなど)がつきます。彼らと、費用を払って依頼する「外部のコンサルティング会社」には明確な役割の違いがあります。
- モール専属コンサルタント:モールの社員であり、ミッションは「自社モール内での売上と広告流通額の最大化」です。イベント情報や広告枠の案内をしてくれますが、1人で数十〜百店舗以上を担当しているため、個別のページ改修や深いデータ分析などの「実務」までは手が回りません。
- 外部コンサルタント:自社と直接契約を結ぶパートナーであり、ミッションは「クライアント(自社)の利益の最大化」です。費用はかかりますが、モール担当者がやらない細かなデータ分析、ページ制作の代行、さらには「モールに依存せず利益率の高い自社ECをどう伸ばすか」という事業全体の最適化まで踏み込んだ提案をしてくれます。
「モールの担当者がいるからコンサルは不要」と考えるのではなく、役割を理解した上で外部の知見を取り入れることが重要です。
集客チャネル(SEO・SNS・広告など)に偏りがないか
集客手法も同様です。広告運用しか得意でない会社に依頼すると、利益率を圧迫する広告依存の体質から抜け出せなくなります。SEO、SNS、CRM(メルマガ・LINE)など、複数の集客チャネルを俯瞰し、最適なミックスを提案できる視点があるかを確認しましょう。
構築後の運用・定期的なディレクションまで任せられるか
戦略を立てて終わりではなく、日々の運用数値(アクセス数、CVR、客単価など)をモニタリングし、定期的な定例会で改善策を提示・ディレクションしてくれる体制があるかが成功の鍵です。
コンサルタントの人間性・相性をチェックする
EC事業のコンサルティングは、半年〜数年にわたる中長期的なプロジェクトになります。「レスポンスが早いか」「専門用語ばかり使わず、わかりやすく説明してくれるか」「自社の事業に対して熱意を持ってくれているか」など、担当者との人間的な相性も非常に重要な選定基準です。
ネットショップコンサルティングとは?解決できる課題とサービス内容

そもそもネットショップコンサルティングとは、EC事業の売上拡大や業務効率化を目的として、専門的な知見から戦略立案や実行支援を行うサービスです。具体的に解決できる課題とサービス内容は以下の通りです。
ネットショップコンサルティングの役割と依頼すべき理由
ECサイトは「作って終わり」ではなく、集客、接客(サイト内回遊)、追客(リピート)の各数値を改善し続ける必要があります。しかし、社内にノウハウを持つ人材がいない場合、何から手をつければ良いかわからず停滞してしまいます。コンサルタントは、膨大な他社事例やデータに基づき、「今、自社が最も優先して取り組むべきボトルネック」を的確に特定する役割を担います。
ネットショップコンサルティングと運営代行の違い
業者選びの前に、「自社に必要なのはコンサルティングなのか、運営代行なのか」を明確にしておくことが非常に重要です。この2つは役割が大きく異なります。
コンサルティング(戦略的アドバイス)
- 役割:データ分析、課題の抽出、戦略立案、施策の提案、PDCAのディレクション。
- 実務作業:原則として行わない(ページ修正や商品登録は自社で行う)。
- 向いている企業:社内にEC担当者(手を動かせる人材)はいるが、ノウハウが不足している企業。将来的にノウハウを社内に蓄積(内製化)したい企業。
運営代行(実務作業の巻き取り)
- 役割:提案された戦略に基づき、実際の作業を代行する。
- 実務作業:バナー作成、商品登録、広告運用、メルマガ配信、受注処理など。
- 向いている企業:社内のリソースが大きく不足しており、実務を丸投げして商品企画などのコア業務に集中したい企業。
※ 多くのコンサルティング会社では、「アドバイスのみのプラン」と「運営代行まで含むプラン」の両方を用意しています。自社のリソース状況と予算に合わせて、どこまでを依頼するかを事前に決めておきましょう。
ネットショップコンサルティングの主なサービス内容
ネットショップの構築・リニューアル支援
「どのカートシステム(SaaS、パッケージ、オープンソースなど)を選ぶべきか」「基幹システムとどう連携するか」といった、システム選定や要件定義の段階からサポートを行います。システム選びの失敗は後戻りが難しいため、プロの客観的な視点が欠かせません。
ECサイトのコンセプト設計・戦略の立案・提案
「誰に、何を、どのような価値として届けるか」というブランドコンセプトの設計から、目標売上を達成するためのKGI/KPIツリーの作成、年間プロモーション計画の立案まで、事業の羅針盤となる戦略を構築します。
集客施策(SEO・SNS・広告運用など)
ターゲット層に合わせた最適な集客チャネルの選定と実行を支援します。リスティング広告やSNS広告の費用対効果(ROAS)の改善、検索エンジンで上位表示を狙うSEOコンテンツの企画など、アクセス数を最大化するための施策を提案します。
優良顧客育成(CRM)・リピート率向上
新規顧客の獲得コストが高騰する中、利益を安定させるためにはリピート施策が不可欠です。顧客の購買データ(RFM分析など)に基づき、ステップメール、LINE配信、同梱物の工夫など、LTV(顧客生涯価値)を引き上げるためのCRM戦略を構築します。
ECサイトの制作・運営代行
戦略の提案だけでなく、実際のページ制作、バナー作成、商品登録、受注処理のフロー構築など、リソースが不足している実務作業を代行・ディレクションするサービスも提供されます。
「そもそもECコンサルがどこまで実務を巻き取ってくれるのか?」「自社のフェーズに合わせた失敗しない選び方の『基本』をさらに深く知りたい」という方は、ぜひ以下の記事もあわせてチェックしてください。

【プロが解説】ECコンサルとは?成果が出る会社の選び方・費用相場・業務内容を完全網羅
ネットショップコンサルタントに依頼するメリット・デメリット

コンサルタントの導入には、確かなメリットがある一方で、理解しておくべきデメリットも存在します。
ネットショップコンサルタントに依頼するメリット
最短ルートで売上アップが目指せる
自社で手探りで施策を試す「トライ&エラーの時間」を大幅にショートカットできます。プロが持つ「成功の型」を当てはめることで、成果につながりやすい施策から着手できます。
客観的な分析・解析による最適化ができる
社内の人間だけでは「自社商品の良さ」に固執し、顧客視点を見失いがちです。第三者の客観的な視点と、Google Analyticsなどの正確なデータ分析によって、感情論を排した論理的なサイト最適化が可能になります。
自社の強みや弱みが明確になる
競合他社と比較した際の自社のポジショニング(価格、品質、サービスなど)が明確になります。強みを伸ばし、弱みをカバーするための具体的な打ち手がクリアになります。
プロの専門的なノウハウを自社に吸収できる
コンサルタントと伴走することで、社内のEC担当者にプロの思考法や分析手法がインプットされます。長期的には、社内人材の育成(インハウス化)という大きな資産になります。
施策実行(コア業務)に集中できる
「何をすべきか」を考える戦略部分をプロに任せることで、社内の担当者は「コンテンツ作り」や「商品開発」「顧客対応」といった、自社にしかできないコア業務にリソースを集中させることができます。
ネットショップコンサルタントに依頼するデメリット
コンサルティング費用(ランニングコスト)がかかる
毎月数万円〜数十万円の固定費が発生します。コンサル費用を支払っても利益が残るだけの事業計画(粗利の確保)が前提となります。
作業をすべて丸投げすることはできない
運用代行を含まないプランの場合、施策を実行するのはあくまで自社です。提案された施策を実行する社内リソース(担当者の時間)が確保できなければ、費用だけが掛かって何も変わらないという結果になります。
成功率が100%保証されるわけではない
市場環境の変化や競合の動向もあるため、「コンサルを入れれば絶対に売上が上がる」という魔法はありません。提案された施策を信じて、泥臭くPDCAを回し続ける自社の覚悟も必要です。
失敗を防ぐ!ネットショップコンサルタントに依頼する前の事前準備
コンサルタントへの「丸投げ」による失敗を防ぐため、依頼前に自社で以下の準備を整えておくことが重要です。
自社の現状課題(ボトルネック)の洗い出し
「売上が上がらない」という漠然とした悩みではなく、「アクセス数はあるがカゴ落ちが多い(CVRの課題)」「新規は獲れるがリピートしない(CRMの課題)」など、現状の数値を把握し、どこに課題を感じているかを整理しておきましょう。
明確な目標(KGI/KPI)の設定
「半年後に月商1,000万円を達成する」「年間のLTVを20%引き上げる」といった具体的な数値目標を設定します。ゴールが明確でなければ、コンサルタントも適切なロードマップを描けません。
予算と社内リソース(担当者)の確保
コンサルティング費用とは別に、広告費やシステム改修費などの「施策を実行するための予算」を確保しておく必要があります。また、コンサルタントと窓口になり、社内を動かす「専任(または兼任)のEC担当者」をアサインするようにしてください。
ネットショップコンサルタントに依頼する際の流れ(契約までのステップ)

実際にコンサルティング会社に問い合わせてから、運用が開始されるまでの一般的なプロセスとスケジュール感(通常2週間〜1ヶ月程度)を解説します。
Step1:問い合わせ・無料相談
まずは各社のWebサイトから問い合わせを行います。この段階で、自社のサイトURLや現状の簡単な悩みを伝えます。多くの会社が初回の相談を無料で受け付けています。
Step2:ヒアリング・現状の簡易分析
担当者とのオンラインミーティングなどで、自社の課題、目標(KGI/KPI)、予算、社内リソースの状況を詳細にヒアリングされます。優良なコンサルティング会社であれば、この段階でGoogle Analyticsなどのデータの一部を共有し、ボトルネックの簡易的な無料診断(アセスメント)を行ってくれます。
Step3:戦略提案・お見積もりの提示
ヒアリングと分析結果をもとに、「自社にどのような施策が必要か」「どのプラン(費用)が最適か」という提案書と見積もりが提示されます。前述した「選び方のポイント」や「悪徳コンサルの特徴」と照らし合わせ、提案内容の具体性と実現可能性をしっかりと見極めましょう。
Step4:契約締結・キックオフ
提案内容と費用に納得できれば、契約を締結します。その後、両社のプロジェクトメンバーが顔を合わせる「キックオフミーティング」を実施し、今後のコミュニケーションツール(SlackやChatworkなど)や定例会のスケジュール、初月のタスクを決定します。
Step5:運用開始・PDCAの実行
策定した戦略に基づき、施策の実行をスタートします。月次(または隔週)の定例ミーティングで数値を振り返り、改善策を出し合うPDCAサイクルを回していきます。
【注意】一般的なネットショップコンサルの限界(行き詰まり)とは?
ここまで一般的なネットショップコンサルタントの選び方やメリットを解説してきましたが、実は多くの企業が「優秀なコンサルタントに依頼したのに、結局売上が伸びなかった」という深刻な行き詰まりに直面しています。
その根本的な原因は、一般的なコンサルティングが抱える「構造的な限界」にあります。
アドバイスだけで「実行力」が伴わないケースが多い
一般的なコンサルタントは、マーケティングのプロであっても「システムのプロ」ではありません。そのため、「カゴ落ちを防ぐために、購入フローの画面遷移をこう変えましょう」「BtoB取引のために、顧客ごとに掛け率を変える機能を実装しましょう」という素晴らしい提案(アドバイス)はしてくれますが、それを自社のECサイトに実装する手段を持っていません。
結果として、「提案は立派だが、自社のカートシステムの仕様上できない」「社内にエンジニアがいないため、絵に描いた餅で終わる」という事態が頻発します。
システム改修に別途膨大なコストや別ベンダーへの依頼が必要になる
コンサルタントの提案を実行するためにシステム改修が必要になった場合、一般的なSaaS型カート(ASP)ではそもそも独自カスタマイズが不可能なケースが大半です。
もしカスタマイズ可能なシステムを使っていたとしても、コンサル会社とは別に「開発会社(ベンダー)」を探して要件を伝え、数百万円単位の追加見積もりを取る必要が出てきます。「マーケティングを考える会社」と「システムを作る会社」が分断されているため、コミュニケーションコストが膨れ上がり、施策のスピードが大幅に遅れてしまうのです。
【解決策】分析からシステム連携・内製化までワンストップで伴走する「ECビジネスグロース支援サービス」
「マーケティングの提案(アドバイス)」と「システムへの実装(実行力)」が分断されているという壁。
この構造的な課題を解決し、EC事業者が直面する幅広い運営課題にワンストップで対応できるのが、株式会社イーシーキューブが提供する「ECビジネスグロース支援サービス」です。
上級資格を持つ専門家による「実践的な施策実行」
一般的なコンサルのような「表面的なアドバイス」にとどまらず、上級ウェブ解析士やSEO検定1級などの資格を持つ専門家が、サイト分析からSEO改善、SNS運用、顧客分析までを徹底的に行います。
「マイクロモーメント(顧客が今すぐ買いたい瞬間)」や「行動随伴性」といった専門的なアプローチに基づき、課題の抽出から施策の実行までを最短ルートで伴走します。
システム開発の自走やツール導入を支援する「内製化サポート」
システム改修や機能追加が必要になった際、別ベンダーを探す必要はありません。
ECビジネスグロース支援サービスでは、今後のシステム開発に必要な「システムアセスメント」や、アジャイル開発のノウハウを提供する「ECシステム開発自走支援」、さらにはOMO(オンラインとオフラインの融合)を実現するためのシステム選定までを支援します。
また、LTVを向上させるためのCRMツールや、バックオフィス効率化ツールの導入(ソリューション連携)もサポートするため、システム面からの課題解決がスムーズに実現します。
【実績】大手企業でのCVR1.5倍など、確かなコンサルティング成果
実績に基づく戦略で、着実な成果を創出しています。
例えば、「大手アパレルECでのサイト全体CVR(購入率)1.5倍」「大手旅行代理店での自然検索流入数1.25倍」「オンラインゲームでの休眠顧客解約率25%低減」など、業界を問わず数字にコミットする支援を行っています。
さらに、グループ会社による「物流・ささげ業務・カスタマーサポート」などのフルフィルメントサービスも提供しており、ビジネスの継続的な成長を“内側から”強力に支援します。
まとめ:自社に最適なネットショップコンサルタントを見つけよう
業者選びはプロの視点と相性を重視しよう
ネットショップコンサルタントを選ぶ際は、費用だけでなく「自社の課題(集客か、運用改善か)に合った実績があるか」「チャネルに偏りがないか」を冷静に見極めることが重要です。また、中長期的なパートナーとなるため、担当者との相性や熱意も忘れずにチェックしてください。
システム改修まで見据えるなら「ECビジネスグロース支援サービス」へ
もしあなたの企業が、「SaaSの機能制限で行き詰まっている」「独自の商流を実現するためのシステム改修が必要だ」「アドバイスだけでなく、システムの実装まで一気通貫で任せたい」と考えているなら、一般的なコンサルティング会社では限界があります。
システム開発元だからこそ提供できる「ビジネス戦略×システム改修の実行力」で、EC事業の壁を突破したい方は、ぜひイーシーキューブ社の「ECビジネスグロース支援サービス」をご検討ください。
「ECビジネスグロース支援サービス」で
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