BtoB向けECカートおすすめ5選を徹底比較!業務効率化と資産性を両立する選び方

#ECの知識

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ベンダー依存を脱却し、自社専用EC基盤を。

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「毎日、電話やFAXでの注文対応に追われ、本来の営業活動に時間が割けない…」
「取引先ごとに価格や決済条件が違うため、手作業でのミスが減らない…」

BtoB(企業間取引)の現場において、このようなアナログな受発注業務の限界を感じている担当者の方は多いのではないでしょうか。近年、BtoB市場におけるEC化率は年々上昇しており、デジタル化による業務効率の改善は、企業が生き残るための必須課題となっています。

BtoB ECを導入することで、受発注業務の劇的な効率化、ペーパーレス化によるコスト削減、さらには24時間365日の稼働による新たな販路拡大など、計り知れないメリットが得られます。しかし、「複雑な商慣習に対応できるカートが見つからない」「何から手をつけていいか分からない」と足踏みしてしまうケースも少なくありません。

本記事では、BtoB ECカート選定で迷っている方に向けて、具体的なおすすめシステムの比較から選定のポイント、そして自社の成長に合わせて進化し続ける「第三の選択肢」までを徹底解説します。最後までお読みいただくことで、貴社に最適なシステムを見つけるための明確な道筋が見えてくるはずです。

BtoB向けECカートおすすめ5選と機能・料金比較

BtoB ECサイトを構築するにあたり、まずは「自社に合いそうなシステム」の当たりをつけることが最優先です。ここでは、市場で高いシェアと実績を持つ代表的なBtoB向けECカート・システム5選を厳選し、それぞれの強みや費用感をフラットに比較します。

主要BtoB ECシステム5選 比較表

サービス名 提供形態 初期費用の目安 月額費用の目安 強み・特徴
Bカート SaaS 約8万円〜 約1万円〜 とにかく早く・安く始められる。BtoB標準機能が豊富。
アラジンEC パッケージ / クラウド 要問い合わせ 要問い合わせ 基幹システム連携に強い。BtoB特化型のカスタマイズが可能。
ecbeing BtoB パッケージ / クラウド 高(数百万〜) 要問い合わせ 大手企業向けの実績多数。手厚いマーケティング支援。
コマース21 パッケージ 高(数百万〜) 要問い合わせ 大規模ECサイト向け。ソースコード開示による高い拡張性。
EC-CUBE オープンソース 中(要件により変動) サーバー代等のみ 無限のカスタマイズ性と資産性。SaaSとスクラッチの「いいとこ取り」。

※ 料金や機能の詳細は、各社公式サイトにて最新情報をご確認ください。

各システムの特徴

  • Bカート
    「まずは手軽にBtoB ECを始めたい」というスモールスタート向けのSaaS。標準機能で要件が満たせるなら最短で立ち上がります。
  • アラジンEC
    独自の商習慣にも対応しやすいBtoB特化型。特に販売管理などの基幹システムとの連携ノウハウに長けています。
  • ecbeing BtoB / コマース21
    予算が十分にあり、数年がかりで大規模なシステム刷新を行うエンタープライズ企業向け。安定したサポートが魅力です。
  • EC-CUBE
    パッケージのような高額な初期投資を抑えつつ、SaaSでは不可能な「自社専用のカスタマイズ」を実現できるオープンソース。システムを自社資産にしたい企業に選ばれています。

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失敗しない!BtoB向けECカート・システムを選ぶ際の5つのポイント

各カートの全体像が見えたところで、「では、うちの会社はどれを選ぶべきか?」を判断するための5つの基準を解説します。

1. BtoB特有の機能が充実しているか

BtoCと異なり、BtoBでは「取引先別価格設定」「掛け売り(請求書払い)などの与信管理」「見積もり作成から上長承認までのワークフロー」「複数の購買担当者管理」といった複雑な機能が求められます。検討中のシステムが、自社の既存の商習慣を無理なく再現できるか、必ず確認しましょう。

2. カスタマイズの自由度と拡張性

導入時は標準機能で十分に見えても、事業が成長するにつれて「新しい決済方法を追加したい」「独自のポイント制度を作りたい」といった要望は必ず出てきます。その際、柔軟にカスタマイズができるか、システム自体を拡張できる基盤を持っているかは、将来の事業成長を左右する重要なポイントです。

3. 他システムとの連携性

BtoB ECは単独で稼働するものではありません。販売管理システム、在庫管理システム、CRM(顧客管理)、WMS(倉庫管理)などの基幹システムとスムーズにデータ連携できるかが、真の業務効率化の鍵を握ります。API連携の容易さや、柔軟なデータ連携開発が可能かをチェックしてください。

4. 導入・運用コストと費用対効果

目先の「初期費用」だけでなく、数年単位でのトータルコスト(TCO)を比較することが重要です。月額のシステム利用料、売上に伴う従量課金、機能追加時のカスタマイズ費用、保守サポート費用などを含め、中長期的な視点での投資対効果(ROI)を見極めましょう。

5. ベンダーのサポート体制と実績

BtoB ECの構築・運用は複雑になりがちです。トラブル発生時の迅速な対応や、導入後のビジネス成長を見据えたコンサルティングなど、ベンダーや開発パートナーのサポート体制は必須です。同業他社や類似のビジネスモデルでの構築実績があるかも、信頼できるパートナー選びの基準となります。

BtoB向けECカート構築の3つの方法とそれぞれの特徴

ここまで個別のサービスを見てきましたが、実はこれらは大きく「3つの構築手法」に分類されます。それぞれの構造的限界を知ることで、真の最適解が見えてきます。

ASPカート(SaaS、クラウド)

  • 特徴:Bカートなどのように、インターネット経由でシステムを利用する形態。
  • メリット:初期費用を抑え、短期間で導入できます。
  • デメリットカスタマイズ性や独自性に明確な限界があります。提供される機能の枠内でしか運用できず、他システムとの複雑な連携が困難な場合が多いです。また、システムを自社で所有しないため、ベンダーロックインのリスクが伴います。

パッケージ

  • 特徴:ecbeingなどのように、必要な機能が網羅されたソフトウェアをベースに構築します。
  • メリット:ASPよりも高い自由度があり、大規模なECサイトにも対応可能です。
  • デメリット:初期費用が高額(数百万〜)になりがちです。また、基本設計の枠組みがあるため、究極の独自要件には対応しきれない場合もあります。

フルスクラッチ

  • 特徴:ゼロから完全に独自のシステムを開発する手法です。
  • メリット:自社の商習慣に合わせた究極の自由度を誇ります。
  • デメリット開発期間が非常に長く、莫大な費用(数千万〜)がかかります。また、公開後の運用・保守・セキュリティアップデートもすべて自社の責任とコストで行う必要があります。

ECサイトの作り方・徹底ガイド|4つの構築方法の比較や作成工程で知っておくべきポイントを詳しく解説

BtoB特有の複雑な課題を解決する「第三の選択肢」とは?

EC-CUBE公式サイト

ここまで見てきたように、手軽なASP(SaaS)には「カスタマイズの限界」という壁があり、フルスクラッチには「莫大なコストと期間」というハードルが存在します。
BtoB企業は、この両極端な選択肢の間で「機能要件を妥協するか、予算を大きくオーバーするか」のジレンマに陥りがちです。

そこで注目されるのが、ASPの手軽さとフルスクラッチの自由度の「いいとこ取り」を実現する、オープンソースECプラットフォーム「EC-CUBE」です。

「EC-CUBE」がBtoB EC構築で選ばれる理由と強み

国内No.1シェアを誇るオープンソースのEC-CUBEは、BtoCだけでなく、複雑な要件が絡み合うBtoB ECの構築においても絶大な支持を集めています。その理由を具体的に紐解きます。
※ 独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による

完全なカスタマイズ性で独自性の高いECサイト構築が可能

ASP/SaaSではシステム側の仕様に業務を合わせる必要がありますが、EC-CUBEなら「業務にシステムを合わせる」ことが可能です。個別見積もり機能、複雑な承認フロー、階層別の取引先別価格設定、複数部門の担当者管理など、BtoB特有の商慣習にも柔軟にカスタマイズ対応できます。

オープンソースによる「資産性」と「ベンダーロックイン回避」

EC-CUBE最大のメリットは、ソースコードが公開されており、自社でシステムを「所有」できる点です。特定のSaaSベンダーに依存しないため、将来的な改修や他システムとの連携が自由自在です。構築したECサイトは、ただの「借り物」ではなく、企業の競争力を高める貴重な「デジタル資産」となります。

「機能要件とトータルコストの最適解」を実現

フルスクラッチ開発のようにゼロから作る必要がないため、初期費用や開発期間を大幅に抑えられます。一方で、パッケージソフト以上の高い自由度と拡張性を持ち合わせています。将来的な事業拡大や機能変更にも柔軟に対応できるため、中長期的なコストパフォーマンス(ROI)に非常に優れています。

豊富なプラグインと拡張性

EC-CUBEには、開発コミュニティやパートナー企業によって提供される多種多様なプラグインが存在します。BtoB特化機能、基幹システム連携、高度な決済機能などをプラグインとして導入することで、開発コストを抑えながらスピーディに必要な機能を拡張できます。

高いセキュリティと安定運用

EC-CUBEは、大規模なECサイトのアクセスにも耐えうる堅牢なシステム基盤を備えています。また、セキュリティ専門チームによる継続的なアップデートが提供されており、専門のパートナー企業によるサポート体制も充実しています。
さらに、エンタープライズ領域の大規模・高セキュリティな要件に対応する「EC-CUBE Enterprise」も提供されており、企業規模を問わず安心して導入いただけます。

【課題別】EC-CUBEで実現するBtoB ECソリューション事例

実際にEC-CUBEを導入し、BtoB特有の課題を解決した企業の成功事例をご紹介します。

複雑な取引条件・承認フローをEC化したい企業様へ

事例:株式会社小学館パブリッシング・サービス様

BtoB取引においては、顧客ごとに異なる掛け率や決済条件、さらには部署をまたぐ複雑な承認フローが存在することが珍しくありません。
株式会社小学館パブリッシング・サービス様は、EC-CUBEを活用することで、特殊な取引条件でも柔軟に対応できるシステムを構築し、クローズドな社販ECサイトを見事に実現しました。ASPでは実現が難しい細やかな要件定義をクリアできるのは、カスタマイズ性の高いEC-CUBEならではの強みです。

この事例を詳しくみる

大規模なシステム連携・運用が必要な企業様へ

事例:オフィスコム株式会社様

受注規模が大きくなればなるほど、ECサイト単体ではなく、社内の基幹システム(販売管理、在庫管理、顧客管理)とのシームレスな連携が不可欠になります。
オフィスコム様は、EC-CUBEをベースに顧客ファーストの徹底したUI/UX改修と、裏側の高度なシステム連携を両立。業務のDX化を強力に推し進め、売り上げの大幅な拡大を実現したBtoB EC構築の成功事例です。

この事例を詳しくみる

貴社に最適なBtoB ECカート導入への第一歩を

BtoB ECカート・システムの導入は、単なる「アナログ業務のデジタル化(効率化)」に留まりません。データに基づく営業戦略の立案や、新たな顧客層の開拓など、事業成長を力強く牽引するドライバーとなります。

数ある選択肢の中からシステムを選定する際は、目先の機能比較や初期費用だけで決めるのは危険です。将来のビジネスの広がりに耐えうる「拡張性」、自社の強みをシステムに反映できる「カスタマイズ性」、そして何より、システムが自社の「資産」となるかどうかという視点が不可欠です。

SaaSの限界とスクラッチのコストの壁を越える「第三の選択肢」として、EC-CUBEは貴社のBtoBビジネスを次のステージへと導く強力な武器となるはずです。業務効率化とビジネスの資産性を両立するEC-CUBEでのBtoB ECサイト構築を、ぜひご検討ください。

監修

株式会社イーシーキューブ

国内No.1シェアを誇るEC構築オープンソース「EC-CUBE」の開発元企業です。親会社の株式会社イルグルム(東証スタンダード市場上場)とも連携し、戦略立案から構築・運用・マーケティングまでワンストップのEC支援を行っています。これまで数多くのEC構築・改善を手がけてきた知見を活かし、実務に役立つノウハウや導入事例などを分かりやすく解説・発信しています。「ECサイトをどう作ればいいのか分からない」「既存サイトをもっと強化したい」「ECサイトの運営について詳しく知りたい」…そんなお悩みをお持ちの方々に、少しでもヒントとなる情報をご提供できれば幸いです。
※ 独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による

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