ECサイトの作り方ガイド【初心者向け】無料で始めるECサイト作成の全手順

#ECの知識

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「ECサイトを作ってみたいけれど、何から始めればいいのか分からない」と感じている方は少なくありません。特にネットやパソコンに不慣れな方は「自分にできるのだろうか」との不安も大きいでしょう。安心してください!現在は専門的なプログラミングの知識がなくても、誰でも簡単に、しかも無料でECサイトを作成できる環境が整っています。

このコラムでは、初心者の方向けに「ECサイトの作り方」について分かりやすく解説しています。ECサイトを立ち上げるまでの全体の流れや必要な準備・注意点を理解できます。無料で使える便利なサービスもご紹介していますので、初めての方でも迷うことなく一歩を踏み出せるはずです。本記事を通して、ECサイト作成のハードルを下げ、安心して第一歩を踏み出していただければと思います。

ECサイト作成の前に決めておくべきこと

目的をはっきりさせる

ECサイトを作る前に、まず考えてほしいのが「このサイトをなぜ作るのか」という目的です。
例えば、副業として小規模に始めたいのか、それとも将来的に本業として拡大していきたいのかでは、選ぶサービスや必要な準備が大きく変わってきます。副業であれば、無料で簡単に使えるサービスを選んでリスクを抑えながら挑戦するのがおすすめです。本業に育てていきたい場合は、最初から長期的な運営を見据えて、拡張性のあるサービスやしっかりとした仕組みを整えておく必要があります。

また、すでにフリマアプリやECモールで販売している方が「自分のお店」という独立した販売チャンネルを持ちたいというケースもありますし、これまでオフラインのイベントでしか販売していなかったものを「全国の人に届けたい」とオンライン化するケースもあります。どの目的に当てはまるかをはっきりさせることで、後のステップがスムーズになります。

何を売るのかを明確にする

次に考えるべきは「どんな商品を販売するのか」という点です。
仕入れた商品を売る場合と、自分で作った商品を売る場合とでは準備の仕方が全く違います。仕入れた商品であれば、仕入れルートや在庫の管理方法を決める必要がありますし、複数の商品を取り扱う場合は商品のジャンルや価格帯も整理しなければなりません。

一方、自分で作ったものを販売する場合は、ハンドメイド雑貨やアクセサリーといった「形のある商品」もあれば、イラストデータや音楽データなど「デジタル商品」もあります。デジタル商品を販売したい場合は、対応しているECサービスを選ぶのが必須です。こうした事前の整理をしておくと、後から「このサービスでは売りたい商品が扱えなかった」といった失敗を防げます。

誰に売るのかをイメージする

さらに重要なのが「誰に売るのか」という顧客像をイメージすることです。このコラムをご覧の方の多くは個人のお客様を対象とされると思いますが、一口にお客様といっても、年齢や性別、趣味やライフスタイルによって求めるものは大きく異なります。例えば「若い女性にアクセサリーを売る」のと「子育て世代に便利グッズを売る」のとでは、サイトの雰囲気や商品説明の言葉づかいも変わってくるでしょう。

個人ではなく企業を相手に販売するケース(いわゆるBtoB)もありますが、初心者が最初に取り組むのは多くの場合BtoC(個人向け販売)です。顧客のイメージをはっきり描いておけば、商品ラインナップの組み立て方や写真・説明文の工夫がしやすくなり、結果として「売れるECサイト」に近づきます。

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ECサイトを作る手法を考える

ECサイトを作る手法にはいくつかの種類があり、サイトの規模や販売モデルによって適した方法を選ぶ必要があります。ここでその全てをご紹介することはできませんが、ざっくりと理解しておくだけでも、自分に合った方法を選びやすくなるでしょう。

初心者におすすめなのはASPカート

最初におすすめしたいのは「ASPカート」と呼ばれるサービスです。
「BASE(ベイス)」や「STORES(ストアーズ)」などが代表的で、インターネットにつながる環境と商品があればすぐにネットショップを始められます。ASPカートはサーバーやセキュリティがあらかじめ整備されているため、専門知識がなくても安心して利用できます。

ASPカートの大きな魅力は、とにかく「簡単で早い」という点です。会員登録を済ませれば、商品登録やデザインの設定をするだけで、最短即日でお店を公開できます。また、多くのサービスは無料プランを用意しているので、初期費用をかけずにスタートできるのも初心者にはありがたいポイントです。

ただしASPは、デザインの自由度や機能の追加には制限があります。用意されたテンプレートの中から選んでカスタマイズする形になるので、凝ったデザインや特殊な仕組みを求めると物足りなく感じる場合があります。それでも「まずは試してみたい」「小さく始めたい」という人にとっては、ASPカートが最も気軽で現実的な選択といえるでしょう。

より自由度を求めるならECパッケージやフルスクラッチ

「もっとオリジナリティのあるデザインにしたい」「独自の機能を入れたい」「本格的にEC事業を伸ばしたい」と考えている方には、ASP以外の方法もあります。
その一つが「ECパッケージ」と呼ばれる仕組みです。これはあらかじめECサイトに必要な機能が詰まったソフトウェアを導入して、自分用にカスタマイズしていく方法で、自由度が高く、規模を拡大したい場合に適しています。

もう一つは「フルスクラッチ」と呼ばれる方法で、ゼロから完全にオリジナルのサイトを開発する形です。自由度は最も高いものの、開発には時間もお金もかかります。そのため、個人や初心者がいきなり選ぶ方法ではありませんが、大規模なEC事業を目指す企業では一般的です。

ASPからのステップアップを

ECパッケージやフルスクラッチは自由度の高さが魅力ですが、初心者が取り組むには負担が大きすぎます。最初はASPカートでお店を立ち上げ、運営に慣れてきたら別の方法を検討するという流れが安心です。
ECサイトの運営を続けていると「もっとこうしたい」という気持ちが自然に生まれてくるものです。そのタイミングで選択肢を広げていくと無理なくステップアップできるでしょう。

【実践】ECサイトを無料/スモールスタートで作成する全手順

ここからは、実際にどのような流れでECサイトを作成していくのかを紹介します。初心者の方でも分かりやすいように、手順を一つひとつ順番に整理しました。無料で始められるサービスを利用すれば、難しい作業はほとんどありません。

手順① サービスを選ぶ

最初に行うのは、どのASPカートを使うかを決めることです。
どのサービスも、登録から公開まで非常にスムーズに行えるようになっていますが、手数料や使える機能には若干の差があります。この後で代表的なASPをご紹介していますので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

手順② サイト制作に必要なものをそろえる

ASPカートを利用すればサーバーは不要です。難しい設定を自分で行う必要もありません。ドメインについては、多くのサービスが無料のURLを提供してくれますが、将来的にお店を育てたいなら独自ドメインを取得しておくと安心です。
独自ドメインがあると「自分だけのお店」という印象を与えられますし、もしサービスを乗り換えることになってもドメインを継続して使えます。手間や費用はかかりますが、長く続ける気持ちがあるなら早めに用意しておくと後で楽になります。

手順③ 商品登録とサイトデザイン

次に商品情報を登録していきます。ここで大切なのは写真と説明文です。写真は「ただ写す」だけでなく、商品が魅力的に見える角度や光の当たり方を意識するだけで印象が大きく変わります。説明文も同じで、サイズや素材といった情報に加え、「どんな人におすすめなのか」「どんなシーンで役立つのか」を伝えると購入につながりやすくなります。
また、サイト内で商品の使い方を動画で紹介するなど、写真以外のコンテンツを加えると信頼感も増します。

サイトのデザインについては、ASPにはあらかじめテンプレートが用意されています。基本的にはそのまま使えますが、少し工夫するだけでお店らしさが出ます。HTMLやCSSの知識があるとある程度カスタマイズできますが、初心者はまずテンプレートを活用してシンプルに仕上げるのがおすすめです。

手順④ 決済方法と配送設定

商品を売る以上、代金の受け取りと配送の準備は欠かせません。
ASPカートではクレジットカード決済やコンビニ決済、銀行振込などが用意されているので、利用できる決済方法を確認して設定しておきましょう。配送についても、宅配便やメール便など、サービスによって選べる方法が違います。ここはASPのマニュアルやサポートページを確認しながら進めるのが確実です。

また、お金のやり取りや商品のお届けはお客様にとって最も重要な部分なので、テスト購入などを行って問題がないか必ず確認してから公開に進みましょう。

手順⑤ オープンと集客

設定が終われば、いよいよお店を公開します。ただし、公開しただけではお客様はなかなか集まりません。SNSでの告知やブログ記事の発信など、自分からお店を知ってもらう活動が必要です。

特に初心者の場合は広告に大きなお金を使うのは難しいため、InstagramやX、TikTokといった無料で始められるSNSを積極的に使うと良いでしょう。商品写真を投稿したり、制作の裏側をシェアしたりすると、ファンが少しずつ増えていきます。リアルのイベントに出店する機会があるなら、その場でショップのQRコードを配るのも効果的です。

こうして一歩ずつ進めれば、無料でも十分に自分のお店を持つことができます。最初は小さな一歩でも、着実に進めれば本格的なネットショップへと成長させられます。

おすすめ!個人・スモール向けASPサービス(無料/有料)

「どのサービスを選べばいいの?」と迷う方のために、初心者でも安心して使えるASPカートをご紹介します。ここでは、無料で始められるサービスと、有料でより本格的に運営したい方向けのサービスを分けて解説しますが、どれも有名で多くの利用者がいるため安心して使えます。

無料で使える、または無料プランがあるサービス

BASE(ベイス)

画像引用:BASE

個人から企業、自治体まで幅広く利用されているASPです。
最大の特長は「Apps」と呼ばれる拡張機能を自由に組み合わせ、目的に合わせたショップを簡単に作れる点です。ECサイトの基本機能に加え、予約販売や定期便、抽選販売など多彩な販売形式に対応。「BASEかんたん決済」では主要な決済手段をまとめて導入でき、AIが文章やデザインを手助けする「BASE AIアシスタント」など便利な機能も充実しています。
デザインはテンプレートを選んで直感的に編集可能。ショッピングアプリ「Pay ID」やInstagramとの連携、クーポン施策など、集客支援も豊富です。低コストで始めやすく、販促機能まで備えた「総合型」のASPといえます。

STORES(ストアーズ)

画像引用:STORES

シンプルな操作で本格的なネットショップを作れるASPです。
「STORES」の魅力は、販売方法の多彩さとSNSとの連携力。定期販売やデジタルコンテンツ販売、まとめ割、タイムセールなど、幅広い販売形態に対応し、Instagramの商品タグ連携や「note for shopping」などの集客機能があります。
デザインは48種類のテンプレートから選ぶだけで完成し、専門知識がなくてもカスタマイズ可能。「STORES BUTTON」を使えば、他のホームページに購入ボタンを設置でき、販売チャネルを広げられます。
予約機能に特化した「STORES予約」や実店舗と顧客情報を一元管理できる「STORESブランドアプリ」などのサービスもあります。

カラーミーショップ

画像引用:カラーミーショップ

2005年にサービスを開始した老舗のECプラットフォームで、個人から企業まで幅広く利用されています。
カラーミーショップの特徴は、ASPながらカスタマイズの自由度が非常に高い点です。定期販売・予約販売・会員限定販売など多様な販売スタイルに対応し、SEO対策やSNS連携、Google広告との連携も可能。さらに「カラーミーショップAPI」で外部システムと接続したり、同じドメイン内にブログを設置して情報発信を行ったりできます。
デザインはテンプレートで簡単に整えることも、HTMLやCSSで細かく調整することも可能。スマホにも最適化された購入画面を標準で備えるなど、機能・デザインとも柔軟性の高いASPです。

おちゃのこネット

画像引用:おちゃのこネット

15年以上の運営実績を持つ、信頼性の高いASPです。幅広い業種で利用されており、10万店以上のネットショップが開設されています。
商品登録ではカテゴリーやサイズ、カラーなど細かい設定が可能で、在庫・受注管理、決済、会員管理など運営に必要な機能をすべて搭載。おすすめ商品やランキング、レビュー表示、SNS連携など販売促進に役立つ機能も充実しています。またテンプレートを選ぶだけでデザイン性の高いショップを作成可能。ショップブログや営業日カレンダーなども簡単に設置でき、初めてでも安心です。
さらに「おちゃのこ定期購入」や「おちゃのこオフィス」などの拡張機能を使えば、定期販売や帳票管理、メール配信の自動化なども可能です。

easy my shop(イージーマイショップ)

画像引用:easy my shop

無料から始められるネットショップASPです。「セット販売やオーダーメイド商品に強い」というのを一つの売りにしており、便利な機能を備えています。他にも定期販売やダイナミックプライシング(動的価格設定)などにも対応できます。また高画質の画像を多数掲載でき、商品の魅力を十分にアピールできます。マウス操作でデザインを自由に作れる「かんたんレイアウト」も初心者にはうれしい機能です。

cafe24(カフェ24)

画像引用:cafe24

cafe24は韓国発のサービスで、世界中で利用されています。初期費用・月額費用無料から始められ、無料プランでも商品登録数に制限がないのはメリットの一つです。無料でも機能は豊富で、デザインの自由度が比較的高いのも魅力。さらに海外決済サービス(PayPal)も使えるので、海外展開を視野に入れた通販をやりたいという方にも適しています。

サービス比較表

無料プラン カード決済手数料 商品登録数 デザインテンプレート数 導入店数
BASE スタンダードプラン 3.6% + 40円(BASEかんたん決済) 制限なし 80種類以上※BASEデザインマーケット 240万店以上
STORES フリープラン 対面キャッシュレス決済 2.48%/ネットショップ 5.50%~ 不明 48 不明
カラーミーショップ フリープラン 6.6% + 30円 制限なし 5点程度 22万店以上
おちゃのこネット スタートアッププラン 0.066 100点まで 31種類 10万点以上
easy my shop 無料プラン 5.0% + 40円 制限なし 不明 不明
cafe24 無料プラン 3.6%~(CAFE24 専用決済サービス) 制限なし 不明 不明

有料サービス(本格的に運営したい方へ)

Shopify(ショッピファイ)

画像引用:Shopify

世界175か国以上で利用されている人気のECサイト構築サービスです。ネットショップに必要な機能は全てそろっており、SEO対策やアクセス解析、マーケティング支援なども標準で利用できます。デザインは230種類以上のテンプレートから選べ、自由にカスタマイズも可能です。
さらに、8,000以上のアプリをそろえた「Shopifyアプリストア」で機能を追加できるため、ビジネスの規模に合わせて柔軟に運営できます。料金は月額3,650円~(年払い)と手頃ながら、中規模以上のECにも十分対応できるサービスです。

MakeShop(メイクショップ)

画像引用:MakeShop

MakeShopは、国内でも特に多くの企業や店舗が利用している人気のECカートシステムです。これまでの累計流通額は2兆5千億円を超え、様々な業種から支持を集めています。
標準で600以上の機能を備えており、一般向けのネットショップだけでなく、企業間取引(BtoB)や定期販売、海外向け販売、多店舗展開などにも対応しています。
デザインテンプレートも豊富で、専用の「MakeShop Apps」を使えば必要な機能を後から追加できます。クラウド型ながら柔軟に拡張できるのが魅力です。手厚いサポートにも定評があり、利用者満足度は98%と非常に高い評価を得ています。

メルカート

画像引用:メルカート

メルカートは、国内で多くの導入実績を持つECパッケージ「ecbeing」から生まれたクラウド型のECサイト構築サービスです。
「ecbeing」の機能をクラウド上で利用でき、オプション機能や外部ツールを組み合わせて柔軟に拡張できます。クラウドの特性を活かして短期間での構築が可能で、将来的にecbeingへ移行する際もスムーズで費用を抑えられます。サポートも手厚いので、将来的に成長を見込んでいる事業者にとっては心強い選択肢です。

サービス比較表

最安プラン 料金 カード決済手数料 商品登録数 デザインテンプレート数 導入店数
Shopify スタンダードプラン 月額3,650円~(年払い) 3.55% 外部決済サービス:2% 制限なし 268テーマ(無料+有料含む) 数百万店
MakeShop プレミアムプラン 初期費用:11,000円
月額費用:13,750円
3.19%~ 10,000点 不明 12,000社以上
メルカート 立ち上げプラン 初期費用190,000円
月額料金49,000円~
不明 不明 不明 不明

ECサイト作成で失敗しないための注意点

せっかくECサイトを作っても、「思ったように売れない」「途中で運営が止まってしまった」という声は少なくありません。ここでは初心者が特に注意しておきたいポイントを紹介します。準備や運営の段階で意識しておけば、失敗するリスクを大きく減らせます。

セキュリティへの意識を忘れない

ECサイトでは、お客様の名前や住所、場合によってはクレジットカード情報などを扱います。そのため、セキュリティ対策は必須です。ASPカートを使う場合、サービス提供側がサーバーやシステムの安全性をしっかり整えているため、基本的には大きな心配はありません。

ただし注意したいのは、サイトからダウンロードした顧客情報を自分のパソコンに保存して管理する場面です。パソコンがウイルスに感染していたり、パスワードを簡単に推測できる状態のまま使ったりすると、思わぬ情報漏えいにつながります。強固なパスワードを設定する、セキュリティソフトを導入するなど、個人の意識も欠かせません。

運営にかかる費用を見落とさない

「無料で始められる」と聞くと、費用はゼロだと思いがちです。しかし、実際に運営を続けると細かな出費が発生します。例えば、独自ドメインを取得すれば年間で数千円ほどかかりますし、商品を発送するための梱包資材も必要です。商品をストックしておく場所を借りる場合は、保管費用もかかるでしょう。

また、商品写真をきれいに撮るために撮影用の小物や照明を用意する人もいます。ライティングやデザインを外部に依頼するケースも出てきます。こうした費用は少しずつ積み重なっていくので、「初期費用はゼロでも運営にはお金がかかる」という点を頭に入れておくと安心です。

集客の難しさを理解しておく

ECサイトで最も大変なのは、実は「集客」。お店を公開しただけでは自然にお客様が集まることはほとんどありません。特に個人や小規模で始める場合、大きな広告予算をかけられないことが多いため、自分で地道にお客様を呼び込む工夫が必要です。

集客の手段としては、InstagramやXなどのSNSを使った発信、ブログ記事の作成、YouTubeやTikTokで商品を紹介する動画投稿などが考えられます。これらはお金をかけずに始められる方法ですが、継続が欠かせません。

さらに、オフラインの活動と組み合わせるのも効果的です。イベントに出店したときにQRコードを配ったり、ショップカードを用意して知人や友人に紹介してもらったりすると、少しずつ認知が広がります。「どうやってお客様に存在を知ってもらうか」を常に意識しておくと、公開後の壁にぶつかりにくくなります。

ECサイト作りに関してよくある質問

初めてECサイトを作成しようとする方たちからよく聞かれる質問にお答えします。ぜひご参考になさってください。

Q1. ECサイト作成の費用相場はどのくらい?

初心者に人気のASPカートを利用すれば、基本的なショップは無料で作成できます。BASEやSTORESといったサービスでは、初期費用や月額費用を払わなくてもお店を公開できます。そのため、「まずは試しにやってみたい」という人にとってはほぼ費用ゼロでスタート可能です。

ただし、独自ドメインを取得すると年間で数千円のコストがかかります。また、無料プランでは使える機能が限られているため、規模が大きくなってきたときには有料プランや追加機能にお金をかける必要があります。さらに、梱包資材や発送費用、写真撮影の備品など、ECサイト以外の運営に関わる部分で費用が発生することも頭に入れておきましょう。

Q2. プログラミングの知識は必要?

ASPカートを使えば、プログラミングの知識は不要です。登録作業や商品追加、デザインの変更も、マウス操作や入力フォームを使って進められます。初心者でも直感的に操作できるように設計されているので安心です。

ただし、「もう少し見た目を工夫したい」と感じたときには、HTMLやCSS、JavaScriptといったWebデザインに関する知識があると便利です。プログラマー並みのスキルは不要ですが、簡単なコードを扱えるだけで表現の幅が広がります。最初は知識がなくても始められるので、運営に慣れてから少しずつ学んでいくと良いでしょう。

Q3. ECサイトを立ち上げるまでの期間は?

ASPカートを使う場合、最短で即日公開も可能です。会員登録をして、商品を登録し、決済方法や配送設定を済ませれば、その日のうちに自分のお店をオープンできます。
もちろん、商品写真を用意したり、説明文を整えたりといった準備には時間がかかります。とはいえ、通常のWebサイト制作のように数週間から数か月の期間を必要とするわけではなく、やる気があればすぐに公開できるのがASPの強みです。「早く始めたい」という気持ちがある方にとって、大きな魅力といえるでしょう。

Q4. 無料プランだけでずっと運営できる?

無料プランでも運営は可能ですが、販売量が増えると手数料が気になったり、機能の不足を感じたりするようになります。例えば「もっと細かくデザインを変えたい」「在庫管理を効率化したい」といったニーズが出てきたときは、有料プランに切り替えるのが自然な流れです。
最初は無料で気軽に始め、軌道に乗ってきたら有料プランにステップアップする。この段階的な進め方が、初心者には最も無理のない方法です。

よりハイレベルなECサイト制作ができる「EC-CUBE」

ここまで紹介してきたASPカートは、初心者が無料でスモールスタートするには最適な方法ですが、もし皆様の中に「もっと自由度の高いECサイトを作りたい」「オリジナリティを前面に出したい」という方がいらっしゃれば、もう一つの選択肢として、私たちイーシーキューブ社が開発している「EC-CUBE」 をお勧めいたします。

EC-CUBEとは?

EC-CUBEは、日本で生まれたオープンソースのECサイト構築システムです。「オープンソース」とは、ソースコードが公開されていて自由に改変・利用できるソフトウェアのことを指します。EC-CUBEにはネットショップに必要な基本機能が一通りそろっているため、インストールして設定を行えば自分だけのECサイトを作り始められます。

ただしASPと違って、ドメインやサーバーを自分で用意する必要があります。そのため、完全に無料というわけではなく、維持費用がある程度かかります。また、サイトのデザインや機能を自由に変えられる反面、プログラミングの知識も求められるため、初心者がいきなり導入するには少しハードルが高いかもしれません。

EC-CUBEのメリット

ECサイトを自由に設計できる

EC-CUBE最大の魅力は「自由度の高さ」です。ASPでは難しい独自のカスタマイズも、EC-CUBEなら実現可能です。デザインを一から作り込むこともできますし、特殊な決済や独自の販売方法を導入することも可能です。
フルスクラッチ(ゼロから開発)でも同じことはできますが、EC-CUBEは最初から基本的なEC機能が搭載されているので、ゼロから開発するよりも効率的です。「やりたいことは多いけれど、基盤は整っている状態から始めたい」というニーズに応えてくれるのがEC-CUBEです。

2000以上の豊富なプラグイン

EC-CUBEでは、2000以上のプラグインが用意されています。決済方法の追加やデザイン拡張、SEO対策、在庫管理の効率化など、必要に応じて機能を後から組み込める仕組みです。自分のお店に合わせて自由に拡張できるため、成長にあわせた柔軟なサイト運営が可能になります。

EC-CUBEプラグインストア

分からないことはコミュニティで相談

EC-CUBEの魅力の一つに、活発な開発者・利用者コミュニティの存在があります。日本最大級規模のEC構築コミュニティがあり、分からない点や導入時の悩みを相談したり、他のユーザーの事例を参考にしたりできます。個人での学習や中小規模の事業者にとっても心強いサポート環境といえるでしょう。

EC-CUBE開発コミュニティ

どんな人に向いているか?

EC-CUBEは、スモールスタートの初心者というよりは、ある程度経験を積んだ人や本格的に事業化したい人に向いています。小規模なお店を試しに立ち上げるならASPで十分ですが、「オリジナル性の高いECサイトを自分で育てたい」「外部の開発者と一緒に大規模なECを運営したい」という場合には非常に強力な選択肢になります。

EC-CUBEはこちらのページからデモサイトを見ることができます。ご関心のある方はぜひ一度ご利用ください!

監修

株式会社イーシーキューブ

国内No.1シェアを誇るEC構築オープンソース「EC-CUBE」の開発元企業です。親会社の株式会社イルグルム(東証スタンダード市場上場)とも連携し、戦略立案から構築・運用・マーケティングまでワンストップのEC支援を行っています。これまで数多くのEC構築・改善を手がけてきた知見を活かし、実務に役立つノウハウや導入事例などを分かりやすく解説・発信しています。「ECサイトをどう作ればいいのか分からない」「既存サイトをもっと強化したい」「ECサイトの運営について詳しく知りたい」…そんなお悩みをお持ちの方々に、少しでもヒントとなる情報をご提供できれば幸いです。
※ 独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による

#ECの知識

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