◆デザインのポイント
マテリアルデザインを取り入れ、色数を抑えることで商品が目立つようなコントラスト作りを意識しています。一方で、全体のトーンは落ち着いたクールな印象ではなく、親しみやすさを感じさせるポップな色合いを採用しました。商品の規格やバリエーション数が多い中でも、商品選択から注文フローまでの導線をシンプルかつ直感的にし、手順の簡略化に努めています。
特に、商品ページではユーザーがカートに進むまでに離脱しないよう、シンプルなレイアウトとわかりやすいUI設計を徹底し、ユーザビリティを高めています。また、新機能である「入稿シミュレーター」への誘導をバナーなどで組み込み、わかりやすさへつながる工夫も行いました。ガイドページなどでは写真を大きく配置したり、色合いにメリハリを持たせることで、スマートフォンやPCのどちらでも見やすいデザインを実現しています。

◆開発のポイント

商品カスタマイズ
・販売価格を注文数量に応じて変動させる柔軟な価格設定を実現。
・商品の納期日数を注文数量に応じて変動させる設定を実現
・同形状の商品で違う表面加工商品との連動を行い、商品ページからのリンク設定を実現

注文カスタマイズ
・商品注文ごとにデザインを複数設定できるかつ、注文数量も変動できる機能
・商品をカートに入れた後でも、カートページでオプション内容の変更機能を実現
・商品の注文数量、オプション、注文者の送付先から納期計算を自動で実現
・特定の配送では、お客様自身で納期日を設定できるように機能を実現

会員カスタマイズ
・個人、法人の区分け、会員ごとの割引率設定の機能を追加

その他カスタマイズ
・制作事例の情報や画像を登録できる機能を追加
・よくあるご質問機能を追加

入稿機能の開発
・入稿システムの高度な連携:
　 - デザインシミュレーターとのAPI連携。
　 - 完全入稿データのアップロード機能。
　 - 入稿データは AWS S3 に保存。
・データベース構造を改良:注文デザインをリレーションに追加(注文 - 注文デザイン - 注文明細)。
・デザインごとに稿デザインを保持。
・再注文時には入稿データのアップロードを省略可能。

受注管理
・ステータスを製造中に変更することで、製造情報を自動生成
　- 商品の製造に必要な作業情報のPDFデータを自動生成
- SVGファイルを使って、印刷用のPDFデータも自動生成
・管理画面の受注管理でも自動計算した出荷日をカレンダー形式で選択可能。
・各種PDFやオプションの入稿データ等のダウンロード機能

出荷管理

・ 作業情報のPDFデータのバーコード情報を使い、ヤマトスマートCatと自動連携を実現し効率化
・出荷完了処理の自動化及び決済確定処理も出荷と同時に実現

会計処理
・商蔵連携用CSV出力機能を開発し、送料・手数料の消費税割戻し計算も対応。