Dynamic Pdf

Dynamic Pdfプラグイン

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公開日: 2012年5月31日 / 更新日: 2012年10月22日

対応バージョン: 2.12系
2.12系2.12.0

提供:株式会社デジパブ・ジャパン

サポート: 開発コミュニティ

ライセンス: LPGL

商品情報

PDFによる電子書籍販売を可能にするプラグインです。登録された著作物(PDF)を顧客の情報に基づき受注後カスタマイズし(ヘッダやフッタにユーザ名やEmailアドレスを挿入)、かつ再編集不可な設定をしたPDFファイルをダウンロード・ファイルにすることができます。

●ダイナパブ(DynaPub)ソリューションの主な特徴

1 表示デバイスを選ばない
本ソリューションの利用により、読者が利用する表示デバイス(PC、スマートフォン、携帯電話、電子書籍リーダー)を意識する必要がなくなります。また、Apple社やソニー社などの各メーカーごとのEPUB形式やXMDF形式などのファイルフォーマットの違いやバージョンの違いを意識する必要がなくなります。

2 インターネット上の流布を抑止
本ソリューションは、読者にデジタルコンテンツを配布する前に、各読者ごとにカスタマイズ編集を行います。例えば、各ページのヘッダやフッタに各購入読者の名前やEメールアドレスなどを挿入し、加えて再編集不可の形式で購入読者へ配信します。これにより、正規の購入者が安易に購入著作物をインターネットなどに流布することを抑止します。
 
3 読者の利便性を阻害しない
本ソリューションは、サーバー側でカスタマイズ編集を行うことによりプロテクトを行うので、購入読者がその都度IDやパスワードを入力したり、暗号化された著作物の復号化の手間に煩わされることがありません。また、提供者が許可することにより、「印刷も可能」になります。ただしこの場合、印刷ページすべてに顧客情報が表示印刷されることになります。これらにより、購入読者は無償の著作物と同様の自由度、利便性を得ることになります。

4 既存のシステム変更が必要ない
 本ソリューションは、クラウドサービスで提供されることにより、すでに電子書籍化システムを稼働させている出版社や電子書店でも導入が容易です。大幅に変更することなく既存のシステムから『ダイナパブ(DynaPub)ソリューション』をコールすることにより、本ソリューションが持つプロテクション機能を追加することができます。

不具合などはこちらまでお問い合わせください。

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Dynamic Pdf

【概要】

Dynamic Pdfは、ダイナミック電子出版(登録商標)の機能の一部を実現するためのプラグインです。ダイナミック電子出版とは次世代の電子出版の形式であり、以下のように購入者ごとに様々な観点からカスタマイズを行う出版の形式を指します。

ダイナミック電子出版では、以下のようにこれまでなかなか実現できなかった、

○デバイスフリー
○印刷可能

を実現します。

また、紙媒体の書籍を作成するプロセスで生成されるPDFファイルをそのまま利用できますので、

○電子化へのコストを大幅に削減すること

が可能です。

Dynamic Pdfプラグインでは、既存のPDFを原版とし、それをさらにカスタマイズし、新たなPDFを生成することができます。具体的には、以下のように購入者の情報をヘッダやフッタに組み込んだPDFを自動生成することができます。

Dynamic Pdf

【機能】

○データ登録時に特に設定するものはありません。Dynamic Pdfプラグインが有効な場合は、ダウンロード・ファイルがPDFファイルの場合は、自動的にクラウドに送信され、カスタマイズされたPDFのダウンロードURLが顧客に送信されます。
○EC-CUBEにおいてダウンロード商品として登録されたPDFファイルを購入者情報に基づき、ヘッダやフッタに購入者の氏名やEmailアドレスを挿入し、かつコピー&ペースト不可、編集不可の設定をした(印刷は可能)カスタマイズ版PDFをクラウドで生成し、そのダウンロードURLを顧客に送信します。
○上記のカスタマイズ版PDFは一定時間後クラウド内で削除されますが、正規のユーザが再度EC-CUBE内においてダウンロード・リンクをクリックした場合には、再度別の一時PDFファイルが生成されます。
○PDFファイル(拡張子が"PDF")以外のダウンロード商品については、EC-CUBEの通常のダウンロードが実施されます。

【注意点】

[生成PDFの表示後]
○ブラウザで生成されたPDFファイルを表示した後は、ブラウザの「戻る」ボタンで前ページに戻る必要があります。

[基本サイズ]
○生成されるPDFの基本サイズは、原版のPDFの第1ページによって決定されます。したがって、原版PDFの第1ページのサイズがA4サイズであれば、生成PDFの基本サイズはA4サイズに統一されます。原版のPDFのサイズが極端に小さい場合、プロテクト用のフッタがすべて表示されない場合が発生します。また、このPDFを画面上で表示した場合には、自動的に拡大されますので、フッタの文字が極端に大きくなってしまう場合が発生します。その場合には、原版のPDFのサイズをA4やB5などのサイズに変更してください。

[セキュリティ設定]
○原版PDFは暗号化設定などのセキュリティ設定を行わないでください。

[キーコード設定]
○以下のようにプラグイン"DynamicPdf.php"内で初期設定されているキーコードは、サンプル用のキーコードです。

define('DIGIPUB_USER_AP_USER_ID_KEY',"6B95210F0XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX");
define('DIGIPUB_USER_PASSWORD_KEY', "D42A233DDXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX");

 この設定の場合には、フッタに"PoweredByDigiPub"が挿入されます。
 ヘッダやフッタの書式変更には正規のユーザになっていただく必要がございます。詳しくは、http://www.digipub.biz/40nop20mvcをご参照いただくか、またはお手数ですが[email protected]までお問い合わせください(なお、お電話でのお問い合わせはご遠慮ください)。

[デバッグ環境の設定]
○本プラグインの初期設定では、ローカルサーバでのテスト用がデフォルトになっています。この場合、弊社クラウドからファイルを参照できないので、便宜上代替ファイルが設定されています。リモートサーバで稼働される場合には、プラグイン"DynamicPdf.php"内の定数を以下のように書き換える必要があります。

(変更前)
define('DIGIPUB_LOCAL_DEBUG', true);

(変更後)
define('DIGIPUB_LOCAL_DEBUG', false);

[画像のみのページの制約]
○全面が画像のようなPDFページの場合、ヘッダ、フッタが表示されない場合があります。

[アクセス権]
○公開前にリモートサーバでテストする際は、アクセス権に注意してください。特に本プラグインでは、

/upload/temp_plugin/

に一時ファイルを生成します。このディレクトリ下のファイルをクラウドから参照しますので、公開前の状態でアクセス権が与えられていない場合には、ファイル参照不可でエラーとなりますのでご注意ください。

[必須モジュール]
○本プラグインでは、クラウドとの通信にSOAPプロトコルを使用しています。PHPのモジュールでSOAPモジュールのインストールをオフにされていますと、実行できませんのでご注意ください。

○Linux版PHPなどにおいてcom_create_guid()が利用できない場合には、Windows版PHPを参照されるか、あるいは一意のファイル名を生成するための独自の関数を作成され、com_create_guid()と入れ替えてください。com_create_guid()は一意のファイル名生成のために利用しているのであり、(生成時間など)他のアルゴリズムにより一意のファイル名を生成しても問題ありません。

(修正サンプル DynamicPdf.php)
//一時ファイル名の生成
//Modified For Linux PHP
$guid = md5(uniqid(rand(),TRUE));
//$guid = trim(com_create_guid(), '{}');
$flname = "digipub_".str_replace('-','',$guid).'.pdf';

なお、バージョン0.2以降は、本修正は必要ありませんので、ご使用のバージョンをご確認ください。

[エラーコード]
○クラウドの呼び出しは、"DynamicPdf.php"の中の以下の部分で行っています。

//クラウドの呼び出し
$customizedPdfUrl = $client->CkPhpMakePdfRetUrlByPdfUrl($params2)->CkPhpMakePdfRetUrlByPdfUrlResult;

カスタマイズPDFの生成に成功した場合には、同PDFファイルの参照URLが$customizedPdfUrlに文字列として返されます。

失敗した場合には、以下の文字列が返されます。
(PDFファイル作成関連エラー)
"Make PDF ERROR "

(ダウンロード用BLOB領域関連エラー)
"Make BLOB ERROR "

このようなエラーコードが戻された場合には、PDFファイルは表示されず。ブラウザ上では、「該当ファイルが見つからない」というエラーとなります。そのような場合には、上記の事項を再度ご確認いただき、それでも解決されない場合には、お手数ですが[email protected]までお問い合わせください。

【導入事例】

[株式会社マインドピース社様]
(ご利用分野)
  同社の著作物配信ソリューション「earth library」で利用
(関連ページ)
  http://mindpeace.co.jp/press20121011.html
(お問い合わせ先)
  ■ 株式会社マインドピース 
  ■ 電話:03-5809-2015
  ■ メール:[email protected]
  ■ 担当:企画営業部
  ※本プラグインでのビジネス拡張についての相談も可

【ビデオ解説、マニュアルなどのリソース】

(基礎編)
  マニュアル

試用版DynaPubプラグインのインストール方法 #script tag escaped#
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DynaPubプラグインのテスト用PDFファイルの登録方法 #script tag escaped#
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DynaPubプラグインのローカル環境でのテスト方法 #script tag escaped#
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DynaPubプラグインのリモートサーバでのテスト方法 #script tag escaped#
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EC-CUBEパートナー新年会でのライトニング・トーク(プラグインのメリット) #script tag escaped#
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リリースノート

Dynamic Pdf ver0.2(2012/10/22)
【バグフィックス】
(Linux版PHPにおける不具合の修正)
○Linux環境で本プラグインver0.1を利用された場合、DynamicPdf.php内で実装されているcom_create_guid()関数がライブラリとして実装されておらず、不具合が発生したため、この関数を使用せず、uniqid()関数を使用したものに変更。
○カスタマイズPDF生成に失敗した場合、一時ファイルが残存する不具合を修正。
○カスタマイズPDF生成に失敗した場合、クラウドからエラー文字列が返されるが、この文字列が検知された場合、URLとして返すのではなく、例外を発生させるよう修正。

【PDFマニュアル】
○DynamicPdfのインストール方法、テストの仕方
○Linux環境におけるEclipseなどのデバッグ環境構築
 などの内容のPDFファイルが「マニュアルダウンロード」ボタンをクリックすることにより、ダウンロードができます。
Dynamic Pdf ver0.1(2012/05/31)
【機能】
○データ登録時に特に設定するものはありません。Dynamic Pdfプラグインが有効な場合は、ダウンロード・ファイルがPDFファイルの場合は、自動的にクラウドに送信され、カスタマイズされたPDFのダウンロードURLが顧客に送信されます。
○EC-CUBEにおいてダウンロード商品として登録されたPDFファイルを購入者情報に基づき、ヘッダやフッタに購入者の氏名やEmailアドレスを挿入し、かつコピー&ペースト不可、編集不可の設定をした(印刷は可能)カスタマイズ版PDFをクラウドで生成し、そのダウンロードURLを顧客に送信します。
○上記のカスタマイズ版PDFは一定時間後クラウド内で削除されますが、正規のユーザが再度EC-CUBE内においてダウンロード・リンクをクリックした場合には、再度別の一時PDFファイルが生成されます。
○PDFファイル(拡張子が"PDF")以外のダウンロード商品については、EC-CUBEの通常のダウンロードが実施されます。

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