2021年、ご相談が多かったカスタマイズ5選

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EC-CUBEは、日本でNo.1のECサイト構築オープンソースです。機能もデザインも事業者が思うように、カスタマイズ溢れる独自性の高いECサイトを持つ事が出来ます。私達は普段よりお客様のビジネスにカスタマイズを通して貢献する事が多いのですが、今年ご相談が多かったカスタマイズについて挙げたいと思います。

1.在庫情報の一元管理

複数ECサイトの在庫情報がバラバラになっていて「Aサイトでは買えるがBサイトでは買えない」、オンラインとオフラインの在庫情報がバラバラになっていて「商品の適正な在庫割り振りの検討さえ出来ない」、同一商品でもセット販売と単品販売をしており在庫をそれぞれに持たねばならず「常に過剰在庫になっている」など在庫の問題を解消することで、企業は必要な量を必要な時に生産・販売し、消費者は買いたい場所で買いたい時に買えるようになります。適正な在庫管理はビジネスを正しい方向に導くだけでなく、持続可能な社会にとっても必要な事です。

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2.顧客情報の一元管理

オンラインとオフラインの顧客データが統合されると、顧客への接客が変わります。例えば購入履歴が何を統一して把握うする事が出来るようになると、より顧客の消費傾向が掴め、適正なプロモーション施策を1to1で打てるようになります。また、消費者はオンラインショップでも店舗でも使えるポイントを貯める事が出来ます。統合されていないと、オンラインで買った分で貯めたポイントはオンラインでしか使えない、オフラインで貯めたポイントはオフラインでしか使えないといった不便と不利益が生じてしまうことにもなりえます。

3.ID決済

Amazon Payや楽天ペイを始めとするのID決済導入は、もう定番化してきました。ユーザーが購入前に持つ「個人情報を入力するのが面倒だ」「カード情報を入力したくない」といったネガティブな心理を払拭するため、CVRが改善され、売上が伸びます。また、事業者側もカードの手数料より少し高い程度の手数料で導入が出来ますし、注文時の住所もユーザーの誤入力が少なく配送がスムーズなどのメリットもあります。導入も比較的容易なケースもあり、導入が積極的に進められています。

4.不正な行為に関わる対応

ECビジネスの成長に伴い不正注文の被害も増えています。不正な注文(注文者が第三者のクレジットカード番号で購入し、クレジットカード保持者が被害者となってしまう)への対策として、3DセキュアやO-PLUX等の不正注文検知サービスの導入、一定回数続けてログインに失敗した場合に、一時的にログイン不能にする(アカウントに不正にアクセスしようとしているおそれがあるため)アカウントロックの機能を追加する等の対応があります。

5.営業行為のオンライン化

見積書発行機能を作って購入前に稟議を取ってもらえるようにしたり、領収書発行機能を作り事業者購入の対応を簡略化したりなどの既存サイトへのカスタマイズを追加する場合もあれば、BtoBサイトを別途立ち上げてセールス行為自体のDXを図る場合もあります。BtoCのECサイトとは機能が大きく異なりますが、取引先毎に販売する価格を設定したり特定の取引先のみに商品を販売する事が出来たり特定の得意先のみに販売する商品を設定できる為誤発注が減ったり、取引先からの問い合せ(価格の照会、在庫確認、納期確認など)も減らすことが出来ます。

コロナ禍で消費行動が変わり、ビジネスにおけるECの重要度は高まり続けている中、ECサイトの改善は、他社との競争優位性を高めることに直結します。少しでも参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

株式会社イーシーキューブ

ECサイトを新しく立ち上げたい、ECサイトの運営について詳しく知りたい、そんな方にお役立ちする情報を分かりやすく解説し、発信しています。

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