商品登録、注文処理、接客・・・EC運営は時間がないからこそバックヤードの整備が重要

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hiroyuki
2016年も残すところ1ヶ月となりました。年末商戦に向けて、忙しくされている方も多いと思います。

年末商戦やスーパーセールなどは、売上を上げるタイミングでもある一方、「注文が集中して人手が足りずパンクした」なんていう話もよく聞きます。せっかくの商機なのに、手が回らずに欠品や配送遅延、誤発送などをしてしまい、店の評価を下げては本末転倒ですよね。

商品登録や商品発送などのお店の裏側、つまりバックヤードの整備はお客様に喜んでもらうための店舗運営において、非常に重要な要素です。また、バックヤードを整備して運営を効率化する事で、バックヤード業務以外の仕事に割く時間が出来ます。

ではどのようにECサイトのバックヤードを整備するのでしょうか?
楽天市場やYahoo!ショッピングなど、複数のECサイトを運営しているバックヤードを整備する方法の1つに「ECサイト一元管理システム」が挙げられます。今回はECサイト一元管理システムの概要からメリット、デメリットについてお伝えします。
 
 
 

■ECサイト一元管理システムとは?

複数ECサイトの一元管理システムというのはその名の通り、複数のECサイトの商品、在庫、注文をそれぞれの店舗の管理画面でなく、1つのシステムの中で管理、操作してしまおう、というものです。

ECサイトを何店舗も運営していると、注文の確認をするだけでも店舗分の管理画面を開く必要があります。1つの商品を登録するだけでも、店舗分、同じ作業を繰り返さなければいけません。在庫の調整も同様です。

こういった複数店舗管理の手間や煩雑さを解消、軽減するものが、一元管理システムです。全ての店舗の情報が1つ場所に集約されるため、「複数店舗管理の手間や複雑さ」が解消される、つまり人的、時間的コストの削減に繋がります。

複数店舗の注文や在庫の管理を効率化することで、それらに掛かっていた時間や人を、イベント施策などの売上アップの為の計画作りに充てることが出来るわけです。
 
 
 

■ECサイト一元管理システムを利用するメリット

全てのECサイトを1つに管理できると色々な作業が効率化され、コスト削減になる!というように書きましたが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ECサイト運営に必要な「商品登録、注文処理、在庫管理」に大きく分けてそれぞれのメリットを説明します。

①商品登録の一元管理
「一元管理システムに一回商品登録すれば、それぞれの店舗に一括で登録できる」と言うとメリットが非常に分かりやすいと思います。それぞれのモールやカートの商品ページ仕様に合わせる必要があった登録作業が、一度の登録で済むのでかなりの効率化になります。

また、既に各店舗に登録されている商品ページに対して一括で編集することも出来るので、セール時など一時的に多くの商品の販売金額を変更したい時にも活用する事が出来ます。

②注文処理の一元管理
全店舗の注文を一つの画面で確認出来ます。多くの一元管理システムでは「注文ステータス」があり、どの注文を優先的に処理すべきか、入金待ちの注文はどれか、等それぞれの注文状態もすぐに確認する事が可能です。

その他、後払いなどの決済システムやヤマト運輸、佐川急便などの配送業者の送り状ソフトとも連携していたり、サンクスメールの自動送信など、注文処理に関わる大半が一元管理システム内で完結します。注文~発送までにかかる作業や時間が80%削減した例もあります。

③在庫の一元管理
一元管理システムの大きな特徴の1つである「在庫連動」は全店舗の在庫を連動し、常に同じ在庫数を表示するようにします。例えば楽天市場でAと言う商品が売れた場合、その情報が一元管理システムに取り込まれ、Yahoo!ショッピングの同じ商品の在庫を自動で減らします。

商品が売れるたびに各店舗に対して行っていた在庫調整の作業が0になります。この為、売り越しなどといった在庫によるトラブルがほぼなくなります。
 
 
 
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■ECサイト一元管理システムのデメリット

複数のECサイトを運営されているのであれば、一元管理システムを導入しない手はないのですが、導入検討にあたり、考えておかなければいけないデメリットもあります。

①システム利用料がかかる
毎月システム利用料がかかります。料金体系は注文件数による従量課金であったり、店舗数による課金であったりとシステムによって様々です。自社のECサイト運営に合った料金体系のシステムを選びましょう。

②初期設定、システムの使い方を覚えなければいけない
一元管理システムを利用するには、各ECサイトとの連携のための初期設定が必要です。使い方も当然覚えなければいけないため、最初は慣れるまで時間がかかるかもしれません。

③今までの運用方法を変える必要がある
それぞれの店舗でやっていた運用や作業を一元化するため、今までのやり方をシステムに合わせる必要が出てくる場合もあります。しかしこれは自社の運用を見直す、いいきっかけになるかもしれません。(サポートが充実している一元管理システムだと、使い方だけでなくシステムを使ったより効率的な運用方法を提案してもらえる場合もあるので、一概にデメリットとは言い切れません。)
 
 
 

■さいごに

今回は、ECサイト一元管理システムのメリット、デメリットについてお伝えしました。
システム導入は、大きな効率化が期待できる反面、導入にはそれなりのパワーを使う、という事を知っていただけたら嬉しいです。

導入前には色々な事を検討する必要がある為、多くの一元管理システムには1ヶ月程度の無料体験期間が用意されています。全ての機能を無料で試せるので、一度触ってみる事をお勧めします。
 
 

 
 

ライタープロフィール

野口 智和
野口 智和ネクストエンジン
ネクストエンジンのマーケティング担当です。
多忙を極めるネットショップ担当者様の「ECのシゴト」を楽にさせたいという思いから、
複数のネットショップを一元管理できるサービス「ネクストエンジン」の魅力を伝えていきます。

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