スマホ保有率は約6割!浸透するネットショップ利用で注目したい「口コミ」と「検索」

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こんにちは、EC-CUBE事業部の村上です。

2015年になり、国内のネットショップのモバイル対応がますます進んでいると感じますが、実際には、どの程度の割合で、スマホから利用されているのでしょうか?
いくつかの調査結果をまとめてみました。

スマホ保有率は6割超え。スマホ購入後、約3割のユーザーがネットショップの利用が増えたと回答。

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総務省 平成26年版 情報通信白書の発表によると、日本国内のスマホ保有率は10代~30代を中心に、全体の6割以上を占め、ネット利用状況をみても「自宅のパソコン(58.4%)」に次いで「スマートフォン(42.4%)」が利用されていることがわかっています。

平成26年 株式会社博報堂DYホールディングスの発表でも、スマホ保有者は2013年11月当時の調査より2.9ptアップの58.1%に増加し、特に10代・20代では8割超えを記録しているそう。
若者向けの商材を扱われているネットショップでは、スマホの優先対応が必須と言えます。

尚、平成26年版 情報通信白書によると、スマホによってネットショップの利用頻度が増加したと回答したユーザーは、全体の約3割とのこと。
これから、ますますモバイル端末で便利に使えるサイトが増えれば、さらに利用頻度も増しそうです。

スマホで購入時には、7割以上のユーザーがキーワード検索を利用。

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平成27年 株式会社ゼロスタートの実態調査によると、スマホでネットショップを利用する際、「キーワード検索を利用」を利用するユーザーが77%、「カテゴリを選択して商品検索」が49%と、サイト内で、まずは検索を利用する人が増えていることが伺えます。

スマホでの買い物時に欲しい機能としても、「使いやすさ・見易い」に次いで「検索の向上・比較・並び替え機能の追加」が2位に上げられていました。

また、別の調査結果として、公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)消費者実態調査の内容を見ていると、年齢によって求められる機能の傾向が異なり、検索を重視するのは20代女性、検索よりもまずは、売り手の顔が見えること、ユニークな商品が購入できることを重視されているのが40代女性といった傾向が見られました。

ターゲットに併せて、注力するポイントは変わりますね。

若年層を中心に口コミ効果が浸透。ネットショップやレビューサイトの口コミは4割が購入の参考に。

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総務省 平成26年版 情報通信白書の発表の中で、ネットショップのユーザーのうち、20.8%が「影響を受けやすいSNSがある」と回答しています。
この回答を年代別にみると、10代女性で49.4%、10代男性で33.7%が「影響を受けやすいSNSがある」と回答していることから、若年層を中心に口コミ効果が浸透していることがわかりました。

また、商品購入時には、「購入サイト・レビューサイトの口コミ」を参考にすると回答したユーザーが4割を超えており、さらに、スマホ保有者でみると、「購入サイト・レビューサイトの口コミ」「SNSでの口コミ」「スマホ・携帯のWeb広告」を参考にしているとの回答率が上昇している傾向が見られました。

EC-CUBEでは、レビューやSNS連携関連のプラグインも配布されているので、チェックされてもよいかもしれません。
レビュー機能強化プラグイン
レビューブロック追加プラグイン
売り上げランキングプラグイン
レビュー投稿ポイント付与プラグイン
ソーシャルボタン設置プラグイン -プレミアム-
などなど

いかがでしたでしょうか。

EC-CUBEは標準でもスマホに対応しており、こちらからデモサイトをご覧いただけますし、モバイルフレンドリーなデザインテンプレートも揃っています。

これからの夏商戦に向けて、スマホ対応を迷われている方の参考になれば嬉しいです。

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