こんにちは、EC-CUBE事業部の村上です。先日、中小企業診断士の方とお話をする機会がありました(中小企業診断士とは、「経営者のパートナー」ともいわれ、中小企業の経営課題を乗り越えるための診断・助言を行われている専門家です)。
中小企業の方の様々なお悩みに触れられ、とても勉強になりましたが、いくつか「それってECで解決できるかも!」という気づきがありましたのでご紹介させていただきます。
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■ お悩みのケース
例えば、こんなお悩み。
・電話やFAXでの対応は、やはり人手や時間がかかり、業務が圧迫されている
・営業マンが忙しく、よく外出するので、お得意様の注文に気づきにくい
・小口でも新しい販路を開拓したいが、お得意様に販売価格を見せたくない
BtoBニーズにあわせたECサイトを導入いただくことで、これらを解決することが可能です。
具体的に、どんな風に解決できるのか見ていきましょう。
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■ 1つめのケース
【お悩み】電話やFAXでの対応は、やはり人手や時間がかかり、業務が圧迫されている
【解決法】電話・FAXから離れ、ECサイトで注文可能にすることで、業務を短縮化しましょう!
今まで1件ずつ電話やFAXで受け答えをし、見積書を発行し、再度電話・FAXをして、最終的に受注した内容を整理して登録して発送・・・などと人が関与して対応していた一連の作業が、ECサイトをご利用いただくことで、大幅に短縮されます。
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■ 2つめのケース
【お悩み】営業マンが忙しく、よく外出するので、お得意様の注文に気づきにくい
【解決法】ECサイトがあれば、お得意様は365日24時間注文OK!営業マンも、スマートフォンで即時対応可能。
ECサイトがあれば、お得意様は場所や時間を気にせず、思い立った時に発注できます。また、販売側である営業スタッフも、たとえ外出中でもスマートフォンで通知を受け、社内にいるスタッフに出荷指示を出すなど、スピーディな対応が可能です。
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■ 3つめのケース
【お悩み】小口でも新しい販路を開拓したいが、お得意様に販売価格を見せたくない
【解決法】会員ランクで切り替え可能。お得意様にはお得意様向け価格・商品だけを表示!
会員ランクによって、見せる商材や、商材ごとの金額を変更するなど、BtoB向けのECサイトならではの機能が揃っているので、新しい販路を開拓するための特別価格や安価な商品と、従来のお得意様向け価格・商品を、会員ランクで切り替え可能です。
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■ まとめ
いかがでしたでしょうか。
経産省が出している「我が国情報経済社会における基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」という資料によると、BtoBは、BtoCの約11.2兆円という市場規模をはるかに凌ぐ、約186兆円という市場規模があるそうです。
中小企業がITを活用することで、コストを抑えたり、地方の新規顧客を新しく開拓したり、その他売上アップにつながる方法を実現することを指す「WEB活用」「IT活用」という言葉も、今や頻繁に耳にするようになりました。
どのようにWEB活用をするかは十社十色ですが、その一つの手段として、「BtoB向けECサイト」を検討されてもよいかもしれません。
EC-CUBEでは、2014年9月に、BtoB向けに需要の多かった機能をパッケージにまとめた、「EC-CUBE B2B」をリリースしています。
詳しい話を聞いてみたいと思われら「EC-CUBE B2B」までお気軽にご連絡ください。