配送料を安くする4つのコツ

配送料を安くする4つのコツ

ネットショップの運営を開始するにあたり、どのショップも必ず頭を悩ませるのが「配送」です。
昨今、物流各社が値上げをしており、ネットショップが悲鳴をあげています。
(参考)ヤマト一斉値上げへ 法人向け、物流も脱デフレ(日本経済新聞電子版 2014/3/12 2:00)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ110C4_R10C14A3MM8000/

規模の大きなネットショップの中には「送料無料」を実施しているところもありますが、その部分だけ真似て、送料の自己負担額が増加すると、運営に莫大な負担がかかります。購入者様に負担していただくにせよ、配送料は抑えたいところ。

本記事では「配送料を安くするコツ」についてお伝えします。

メール便を利用する

安価な配送といえば「メール便」です。日本郵便の「ゆうメール」、クロネコヤマトの「クロネコメール便」、佐川急便の「飛脚メール便」など、各社様々なメール便を提供しています。
基本的には
・A4サイズの封筒に入る
・壊れにくい商品
であれば、メール便をお使いいただく事で配送料を安くすることができます。

しかし、メール便にはいくつかデメリットがあります。
・荷物の追跡ができない。(または詳細にできない)
・お客様によっては、メール便に抵抗を感じる

通常の配送と上手に組み合わせてご使用いただく事をおすすめします。

2社の配送業者を使い分ける

あまり知られていないのが、2つの配送業者を利用すること。
一般的に「距離×荷物のサイズ(重さ)」で配送の料金が決まりますが、配送業者によっては「全国一律●●円(離島を除く)」といった価格を提供してくれる事があります。

・配送距離が短い場合は配送業者A
・距離が長い場合は全国一律●●円の配送業者B
と工夫して配送すると、配送料金をグッと抑えることができるのです!

3PLを利用する

3PLとは「3rd party logistics」の略称です。
配送だけでなく、在庫保管やピッキング、検品、梱包まで行ってくれる業者になります。
・在庫が自社保管のため、仕事場を圧迫している
・発送準備に時間が取られ、売上アップ施策に集中できない
といったネットショップに最適です。

業者によって
・料金(保管料や作業費など)
・保管する最小の個数(最低20個商品を預けてください)
等が様々ですので、ぜひ一度「3PL」で検索してみる事をおすすめします。

とにかく連絡する/配達員と仲良くなる

郵便局、クロネコヤマト、佐川急便、西濃運輸、福山通運、エコ配・・・
世の中には数多くの配送業者が存在しており、どこを選べばよいか分かりません。

そこでおすすめなのが「とにかく連絡してみること」

各社のホームページには運賃表が載っていますが、実際は地域の配達員の方との交渉で運賃が変わる事も多いようです。配達員の方と仲良くなれば、割引交渉も上手くいくかもしれません。また、集荷依頼や伝票発行なども日々の配送でお世話になるので、「親切か?」「丁寧か?」といった事も合わせて確認しましょう。
やはり荷物の個数を多く出せば出すほど、交渉力が強くなり割引率が大きくなります。ある程度個数が出るようになったら、その都度配達員の方に相談するのがおすすめです。

いかがでしたでしょうか。
これからネットショップを始められる方も、すでにショップを運営されている方も、是非参考にして頂けると幸いです。自分に合った配送業者と出会えると、ショップ運営がもっと楽しくなりますよ!

ライタープロフィール

イプシロンパートナーソリューションチーム
イプシロンは、初期費用0円・トランザクション処理料0円で多種多様な「決済」と安価な「配送」サービスを最短1営業日で導入いただける決済代行サービスです。全ての料金を開示しているため、安心してご利用いただけます。初期申込みは約1分で、法人様・個人様ともに24時間オンラインで完結できます。